昨年11月初旬、ソウル市北東部の蘆原区から南楊州市の間に聳えるソウル5名山の一つ「仏岩山(불암산/プラムサン)」登山の記録です。

仏岩山(불암산/プラムサン)
標高は508mとソウル5名山の中では一番低いものの、一部ワイヤー伝いの急登区間もあって適度に登り甲斐を感じさせてくれる、リピートしたい良き山でした。
この日の登山データ。

上渓駅~登山口
8:30頃、メトロ4号線の上渓(상계/サンゲ)駅に到着。

私の登山朝飯ルーティン、コンナムル(豆もやし)クッパで腹ごしらえ。この日はキムチ入りのピリ辛を楽しみます。


駅前の通りからも仏岩山が見えます。

餅屋さんでおやつを購入。

大通り沿いを登山口へ。

仏岩山都市自然公園~仏岩山展望台
麓の自然公園でトイレを済ませ、登山口に向かいます。

中々立派な公園で、4月下旬にはツツジ祭りが開かれます。

麓の遊歩道を少し歩き、上の地図でピンクのツツジ園側登山口から登り始めます。ここから標高85mの展望台までは遊歩道が整備されています。

エレベーターも完備の展望台。



展望台~仏岩山
ここから頂上まで3km、標高差は400m強を登ります。

左方向がメインルートですが、右側の方が面白そうなのでそちらを進みます。

少し進むとロープ伝いの急登があったりして楽しいルートでした。



松の木が生えている岩の辺りでメインルートと合流。

北漢山まで見渡せます。

まだ標高は200mほど。引き続き登ります。

標高約200m~300mかけては岩肌の急傾斜をワイヤーを頼りに登ります。こんな感じの登りが続くので一旦ストックを畳み軍手をはめます。




岩区間を登り切ったところのベンチで休憩。駅前の餅屋で買った蒸しパンと小豆餅が矢鱈と美味い。


更に登るとヘリポートに出て、頂上が見えてきます。


稜線を少し下って再び登り、頂上を目指します。



頂上手前のテント小屋。マッコリやキムチチヂミ、カップラーメンなどを売っています。


巨岩を登ると下界の景色が開け、最後は階段を登ります。


頂上付近は岩に沿った長い階段というソウルらしい山です。



登山口から2時間半で無事登頂。



山頂からの景色。北漢山と道峰山が見えます。



浄岩寺へ下山

帰路は元来たルートを距離で300m、標高で130m程度下ったところを右に入って浄岩寺(정암사/ジョンアムサ)という寺を目指すコースを下山。概ね歩きやすく下山には良いコースでした。




麓の公園に戻ってきました。おつかれ山!

降りた街で一杯やりたいところですが、ここから拙宅までは1時間半近く掛かることとまだ14時半なので上渓駅から帰還します。

金浦空港の一駅手前、松亭駅近くの炭火焼肉屋で一杯やります。

18時過ぎに帰宅。

標高は低いものの、所々で背後に広がる北漢山と道峰山に連なる風景、秋空の雲が織りなす景色、ロープ伝いの急登区間も相俟って期待以上に「登った感」を楽しめた秋の仏岩山でした。