リスボンから到着したポルト・カンパニャン駅は中心部から離れているため、タイル装飾「アズレージョ」が美しいことで有名というサン・ベント駅に移動します。

<前回編>
カンパニャン駅からサン・ベント駅へ
この近郊型電車に乗ります。

チケットを端末で有効化して乗車。


サン・ベントへは1駅で5分程の乗車でした。

車窓からは早速ポルトらしい景色が見えて気分が高まります。

サン・ベント駅/Estação de São Bento
ヨーロッパのターミナルらしい櫛型のレイアウト。近郊の街への列車が発着します。

トンネルを出てすぐ場所に位置していることにポルトの起伏の多さを感じます。


ホーム端から見た駅舎側。

残念ながら駅舎外部は工事中でした。

アズレージョの美しさで有名な駅舎はポルト観光ポイントの一つになっています。


約2万枚のタイルでポルトガルの歴史が精緻に描かれたアズレージョ。王家の姿や輸送の歴史、戦いや農村の模様などの様々な絵で構成されています。







レストラン『Tapabento』でランチ
サン・ベント駅のホームに沿った場所にあるレストラン「タパ・ベント」。Google Map評点の高さにを裏切らない良き店でした。


13:30頃に入店。ディナータイムは予約無しだと並ぶことも多いようですが、この時間帯だとすんなり座れました。


日本語メニューもあります。
我々はアリェイラ(豚肉を使わないポルトガル独特のソーセージ)のコロッケ、魚のスープ、サーモンのセビーチェを注文します。

洒落たグラスに申し分ない注ぎ方のビール。

熱々でカリッと揚げられたコロッケ。白いソースはマヨネーズではなくガーリックのアイオリでこの組み合わせはビール泥棒。無限に飲めそうですがここは自制します。



続いてはサーモンのセビーチェ。醤油も使われた軽い酸味のある味付けのサーモン、これが添えられたサツマイモのチップに合って実に美味。


そして魚介のスープ。

海洋国ポルトガルらしく海老や貝類に加え、ニベやアンコウも入っています。

こうなると白ワイン。勿論ポルトガル産でお願いします。


海鮮の旨味が詰まったスープ。幸せです。


サーブしてくれたダンディ氏のフレンドリーで行き届いたサービスも素晴らしく、ディナータイムにも訪れたい良き店でした。
>次編に続きます。