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【京畿道・龍仁市】韓国民俗村の夜間オープンを訪れる(前編:日没前)|韓国舞踊公演・サムゲタンを食べながら味わう伝統酒「トンドンジュ」

韓国の伝統家屋などを保存展示している「韓国民俗村」が今年は9月1日~30日の期間は22時まで夜間開場中。久々に訪れてみました。

2024年の期間中、夜間営業は金土日と祝祭日、夏場平日は19時までとなっています。

水原経由で民俗村へ

4,500ウォンと安いので永登浦からITXセマウル号で水原へ。20分の乗車時間で海苔巻きを食べているうちに到着。

水原からは水仁盆唐(スインブンダン)線で上葛(サンガル)駅まで行き、暑い日だったので最後は市バスに乗ります。

ソウルからバスで民俗村への行き方

ソウルからは広域バスで行くのが一般的で、直通のバス番号は以下の通り。高速道路はバス専用レーンがあるので一般乗用車を横目にスイスイです。

  • 明洞エリアから:4101番で約40分
  • 江南エリアから:5001-1A番で約45分

尚、水原駅からの民俗村シャトルバスは廃止された模様。普通の市バスは何路線かあります。

夜間開場チケット

ここにもインフレの波で今や通常の入場券(成人)は3.5万ウォン。対して17時以降の夜間券は1.8万ウォンと割安感があります。今回我々は公式サイトにはない15時以降入場の券をチケットサイトから2.1万ウォンで購入しました。

日没前の民俗村

前置きが長くなりました。入場しましょう。


先ずは公演スケジュールを確認。伝統芸能の公演は12時、16時、20時なので16時と20時を見ることにして園内を巡ります。



土産物屋などのエリアを抜けると様々な地域の伝統家屋が並びます。また、田畑もあって実際に作物が栽培されています。


寒さ厳しい鬱陵島の家屋。

オンドルとかまどの構造が分かります。


エゴマとタバコ。


済州島のエリア。

 

占ってもらうご婦人。何やら話し込んでいました。


昔の警察署兼裁判所。右は2007年に来た時の写真。尻を叩く刑の台では毎回お父さんがバシバシやられるのがお約束。


ここで飼われている猫でしょうか、バッタを捕まえようとしています。

伝統芸能公演

16時からの公演。優雅さとダイナミックさが融合した見事なものでした。


動きを出すべくシャッター速度を下げ気味で撮ってみます。









民俗村名物「トンドン酒」で一杯やる

民族村での楽しみの一つが食べ物と동동주/トンドンジュという酒。これを目当てにリピート訪問する日本人もいると聞きます。


屋外エリアのメニュー。

こちらはレストランのメニュー。どちらもソウル市内並みか、むしろ安い良心的な価格設定。


このタッチパネルから注文し、番号が出たら取りに行きます。


冷暖房完備の部屋もあります。


我々が注文したのはドトリムク(どんぐりのコンニャク)和え、冷菜チョッパル(豚足)とサムゲタン、それにトンドン酒。



皮のゼラチン質も良い感じです。


サムゲタンは米を中に詰めずにご飯は別のタイプ。そのためかスープの人参の風味がしっかり感じられます。


民俗村名物のトンドン酒。徳利には「한국민속촌 양조장/韓国民俗村 醸造場」とあります。


民俗村の説明には「全く二日酔いせず、あっさりとした味が特徴です」とありますが度数は10度以上(通常のマッコリは約6度)、それなりに回ります(笑)。ただ、言われてみると確かに二日酔いしない気はします(徳利2本飲んだ今回も大丈夫でした)。

マッコリに似た製法のようですがここのは澄んでおり(他では基本的に濁り酒)、味も独特のフルーティさと爽やかな風味があるのが独特です。


18時前から食べ 吞み始めて日没までチビチビやっておりました。

この日の日没は18:50。この後はライトアップされた園内と夜間の公演を楽しみました。

>次編に続きます。

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