南山の桜を見た後は伝統家屋が軒を連ねる北村韓屋村(북촌한옥마을/プクチョン ハノクマウル)を散策します。
<前回編>
北村韓屋村(북촌한옥마을/プクチョン ハノクマウル)
明洞から南へ向かい、清渓川を超えて鐘閣あたりからバスで北村韓屋村に向かいます。
マウルバス(地域バス)の運賃は900ウォン≒90円。韓国も物価高ですが交通費は今のところ安くて助かります。
久々に行ってみたら外国人観光客だらけ。
元々は情緒のある通りだったのですが、すっかり有名になっちゃったな...
12年前はこんな感じでした。
それでも、風情を感じる一角もあります。
以下、景福宮方面(西側)の通りへ降りて行く道でのスナップです。
薪木焼き丸鶏で”チメク”を楽しむ
一日ソウル市内を歩いた後は「反省会」と称しカミサンと「チキン/치킨+メクチュ/맥주(ビール)」の”チメク/치맥”を楽しみます。店は新道林の拙宅から15分ほどのところにある”참나무 숯불통닭”という店。直訳すると「クヌギ炭火焼き丸鶏」といったところでしょうか。
グーグルマップに表示される英語店名は”Oak Tree Charcoal Grilled Chicken”。実際はアパート街の庶民的な店なのですが英語にするとクールで笑えます。
観光エリアからはかなり離れたロケーションにもかかわらずソウルナビが紹介していて、取材力に感心します。
屈強な親父が丸鶏を焼いています。
横に積まれた薪木。
チキンが出て来るや否や、おばさんが有無を言わさずフォークで捌いてくれます。
極寒の冬が終わり、外で生ビールを楽しめる季節が来たぜ。
外はほぼ満席なのに店内に客は皆無。
薪でじっくり焼く効果なのか、身と骨がほろほろと綺麗に剥がれます。キャンプファイヤーのような薪火の香りもしっかり感じられます。
チキンの下にはもち米とニンニクを炊き込んだご飯が敷かれています。
その米は下の方が鶏の肉汁が染みた絶妙なお焦げになっていて、これがまたビールに合います。
2人で500ccの生中を5杯飲んで勘定は35,000ウォン。愛すべき近所の店であります。
通い慣れた道をほろ酔いで帰宅。この日の歩数は22,000歩+αでした。