フランス空軍アクロバットチーム「パトルイユ・ド・フランス」を見るために訪れたフランス南東部のグルノーブル、山に囲まれた美しい街でした。そのグルノーブルを1日で観光した記録です。
市内を流れるイゼール川とバスティーユへのロープウェイ。
グルノーブルについて
1968年冬季オリンピック開催都市なので私も名前は聞いたことがありました。リヨンの東南約100kmに位置し、近郊列車TERで1時間ちょっとでした。本数は多くないもののパリからのTGV直通列車もあり私も利用しました。パリまで3時間程です。
国立の原子力研究所や工科大学などもある学研都市で、日本のつくば市とも姉妹協定を結んでいます。
展望台から見えたCENG・グルノーブル原子力研究センター。
グルノーブルを1日観光
以下、私が回ったスポットです。
バスティーユ城塞
グルノーブル随一の観光スポット。天気にも恵まれて素晴らしい景色でした。丸いゴンドラが可愛いロープウェイで山を登ります。
ここについては別記事で記しました。
グルノーブル美術館
古典作品から現代アート、彫刻作品もあって充実した展示内容でした。
自然光を採り入れた館内。
フラッシュを使わなければ撮影OK。
何だかシュールな作品。
私が好きなモネの作品もありました。
ソファーにゆったりと座って絵画を見る、贅沢な時間です。
美術には詳しくない私がゆっくり見て回って1時間半ほどの滞在でした。
旧市街を歩く
トラムが行き交う街の中心部。
サン・ルイ教会
サンクレールホール / Halles Sainte-Claire
マルシェなので市場ですね。一見旧駅舎のように見えますが元々から市場として建てられたようです。このすぐ近くに観光案内所があります。
ヴィル庭園 / Jardin de Ville
学研都市・グルノーブル
市内に大学のキャンパスが点在しています。
キャンパスでは東洋系の留学生も見掛けました。
エアショー会場へのシャトルバス乗り場はキャンパスの一角で、ここに行くときのみトラムを利用。それ以外は徒歩で回りました。
トラムの車内。
グルノーブル駅
比較的近年建て替えられたようで近代的な駅でした。
往路、リヨンから乗車したTER(近郊列車)。
パリまで直通のTGV。海外で鉄道を利用する度に日本の列車、特に新幹線が如何にマメに洗車されているのかを実感します。
ホテルは安全パイのibis
フランスだとそこそこの規模の都市なら大体あるイビス。
一人には充分な広さの部屋。
部屋からはイゼール川と山も見えて気分の良い滞在でした。
建物は元々有ったホテルを居抜きでibisにしたようです。
充実した朝食。
茹で卵を好みの硬さに茹でられるのも楽しい。
ワールドカップで盛り上がる市内
訪れたのは2018年ロシア大会の最中。そしてこの日はフランス vs ウルグアイの準々決勝戦が行われました。
試合中継が見れる店に続々と集まる市民。
愛国心が最高潮に達します。
市民のフーリガン化を警戒してか白バイも出動。
結果はご存知の通りフランスの勝利。この後ベルギー、クロアチアにも勝って見事優勝しましたからね。勝利の直後花火か発煙筒で盛り上がっていました。
グルノーブルはとても美しい街でした。特にバスティーユ城塞からの眺めは最高。リヨンからであれば日帰りも十分可能なのでちょっと足を伸ばしてみるのも一興です。