前回編のラックレール式メトロに続いては、リヨン街歩きのスナップです。
フルヴィエールの丘・ノートルダム大聖堂
リヨンのランドマークと言えばこれでしょうか。街を見下ろす丘の上に立つノートルダム大聖堂。
起伏の多い街を歩くのはオッサンの良い運動になります...
雨よりマシですがテンションの上がらない曇天。聖堂などを見て過ごした方が良いですね。
ところで、丘の上から原発らしきものが見えたので調べてみたらやはりそうで『ビュジェ原子力発電所/centrale nucléaire du Bugey』でした。
リヨン市からの距離は約35km。良くも悪くも原子力大国(電力の7割が原子力)フランスの覚悟のようなものを感じます。
景観保護の規制が厳しいのでしょう、丘の上から見える現代的建築は限られています。半円筒形のものはリヨン・オペラ座。
右の高層ビルは通称「クレヨン・タワー」。第二の都市に円筒形のビル、色の雰囲気も相俟って大阪出身の私はシンパシーを感じます。
ノートルダム大聖堂
内部の装飾は素晴らしいものでした。
坂道を降りて旧市街へ。
旧市街
世界遺産にも登録されているリヨンの旧市街。観光客はそれなりに多いもののパリほどではなく、適度な賑わいと地元の生活感があります。
語源に関連は無いようですがリヨンのシンボルはライオンです。
ベルクール広場のルイ14世像。
ソーヌ川と市場
ローヌ川とソーヌ川がリヨンで合流します。ローヌ川の上流はジュネーブのレマン湖、源流はアルプスの氷河に至ります。
訪れたのが週末だったためか、ソーヌ川沿いの道で市場が開かれていました。
サン・ジャン大聖堂
12世紀から300年かけて完成した由。内部の彫刻やステンドグラスなどが実に見事で、入館料無料というのが申し訳無く感じるほどでした。
ヨーロッパで最古とされている天文時計。
おまけ
やっぱりフランスの駐車は凄いっすね...
近くには良い感じにくたびれた古いルノー4が停まっていました。
余談
美食の街とされるリヨンですが、一人でレストランに入るのが億劫だったことと、ホテル近所のカルフールcity(市街地の小規模なカルフール)楽しかったので食事は毎日こんな感じで一人宴会。持参した箸が役に立ちました。


翌日はリヨンから日帰りでジュネーブを訪れました。