今回は少し趣向を変え、ソウルではなく仁川の山に登ってきました。
登ったのは桂陽山(계양산/ケヤンサン)、標高は395m、登山口へは仁川地下鉄1号線の桂山駅(계산역)から徒歩15分程度でアクセスできます。
コンナムルクッパで腹ごしらえ
朝7時に桂山駅に到着。12月初旬でしたが気温は既に氷点下5℃。因みに、これを書いている本日12月17日の最低気温はソウルで-12℃でした。
先ずは「콩심/コンシム=豆の心」というクッパのチェーン店で腹ごしらえします。
私が注文したのは干し鱈の入りコンナムル(豆もやし)クッパ。
煮えたぎって出てきたところに生卵を割入れて食べ進め、半熟になった卵を楽しむのがささやかな幸せ。
桂陽山登山
朝飯をしっかり済ませ、住宅街を抜けて登山口に向かいます。
アイスクリーム屋の店先にて。何故こんな色にした?
仁川市桂陽文化センターで登山前のトイレを済ませ、登山路に入ります。
と、勇んでいたらこちら(東南)側メインの登山口はここではありませんでした。外周のトレッキングルートを東へ向かいます。
やっと登り始めます。が、こちらからのルートは階段が多くて登り甲斐は今一つ。逆方向から下山と割り切りながら辿った方が良いと感じました。
韓国に〇合目という概念はありませんが、感覚的には8合目辺りから望む仁川市街。
そして、階段をもうひと頑張りして頂上に到着。
こちらは北側。PM2.5でガスっていたものの、ほぼ360度を一望できます。
西側は仁川空港。連絡橋が見えます。
南側は人口300万人規模の大都市である仁川の市街地。
西側のルートへ下山します。
こちらの方は階段が少なく自然の凸凹が残るルートで、こちらから登った方が楽しそうです。
麓を一周するトレッキングルートに入り、西側に向かいます。
仁川市桂陽区と西区の境界。
何かのおまじないなのか、韓国の登山路ではこのように石を積んだ塚をよく見かけます。
桂陽山バラ園(계양산장미원/ジャンミウォン)に下山。
韓国の登山口で備えられていることの多いエアスプレー。これで靴やストックの汚れを吹き飛ばして登山終了。
桂山駅への途中、鰻屋の店先にて。
チキン+ビールで打ち上げ
拙宅近くの炭火焼きチキンの店で例によって”反省会”と称して一杯やります。
ちょい懐かしい系の店内。
ビアサーバーがしっかりメンテされているようで生ビールの味は完璧。山登り後の一杯は最高でありました。
肝心のチキンは...焼き方以前に鶏のクオリティーがジューシーさも旨味も不足で「これ廃鶏?」の残念なレベル。
気を取り直して注文したスンドゥブが旨かったので良しとしましょう。