ちょっと時間が経ってしまいましたが、3月末に仁川の蘇莱山(소래산/ソレサン)に登り、その後は豚カルビで一杯やった記録です。
蘇莱山登山
頂上の場所は仁川市と始興市の境。今回は金浦空港で西海線に乗り換えて新川(シンチョン)駅から頂上を目指し、北上して1号線と西海線が交わる素砂(ソサ)駅へ抜けるルートで登りました。
標高は不明ですが頂上の海抜は299mと、週末の軽い登山には丁度良い山です。
いつも通り先ずは腹ごしらえ。
熟成して酸味のあるキムチが入ったコンナムル(豆もやし)クッパで力を付けます。
朝方は曇っていましたが、登り始めると徐々に青空が広がりました。
麓の내원사/ネウォンサという寺を抜けたところの登山口から登り始めます。
岩場などもあったりと適度な登り甲斐を味わえる登山道。また違う季節に行きたい。
ヘリ着陸場。もうすぐ頂上です。
登頂!
ここまで2時間弱でしたが充分に「登った感」がありました。ガスっていますがこれが韓国のデフォルトなので仕方ありません。
頂上から少し下ったところでコーヒーブレーク。コンビニで買った900ウォンの羊羹は素朴な味で中々いけます(韓国にも羊羹があり、名前も同じ漢字で発音も「양갱/ヤンゲン」と似ています)。
途中、軍施設の無粋なフェンスが続く区間もありましたが、概ね気分良く歩けるルートでした。
可愛らしくも立派な吊り橋を渡って下山。
炭焼きテジカルビ
下山後はテジ(豚肉)カルビを食べながら一杯やるべく、ソサの商店街を抜けて地下鉄で2駅北のウォンジョンに行きます。
昔ソサには牛市場があったとのことで、こんな像があります。
「家族のようだった牛との別れを悲しむ少年の姿」とあって肉への食欲が萎えそうになりますが...
気を取り直して焼肉屋に向かいましょう。
NAVERマップの評点も高く価格もまずまずリーズナブルなので行ってみました。店名は「한우한돈 숯불구이/ハヌハンドン スップルクイ」、直訳すると「韓牛韓豚 炭焼き」。
15時前に入店。最近は韓国でもタッチパネル注文の店が増えてきました。
トマトスライスが出てくるのは韓国では珍しい気がします。
3日間タレに漬けて熟成させたテジカルビ。切れ目の入れ方、タレの味、絶妙な漬け込み加減で実に美味でした。
そのまま食べるも良し、付けダレを染み込ませた玉葱と食べるも良し。
後半はランチセットでサービスの冷麺を出してもらいます。
私はプレーンな水冷麺を選び、
カミサンと義妹は辛~いビビン冷麺。
冷麺とカルビを一緒に食べるのも韓国式。サッパリした酸味に肉というのもこれまた良く合います。
豚カルビを満喫した後はもう少し飲もうと金浦空港市場近くにある行きつけの生ビールの店で二次会。いつも通り、結局は美味い酒を飲むために登山していたのだという一日でありました。