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ソウル在住の日本人が旅行,飛行機,くるま,鉄道,韓国生活について書いております。

ソウルから仁川への運河「京仁アラベッキル」をウォーキングする

先週後半はソウルとしてはまとまった雪が降ったので予定していた登山は中止に。代わりに、平坦な道なら何とかなるだろうと、仁川からソウルまで約15kmを「京仁アラベッキル」という運河沿いのルートを家内と義妹の3人でウォーキングしてきました。

京仁アラベッキル

李明博大統領時代に建設された、ソウル市西端と黄海に面する仁川を結ぶ運河で、ルートの大半は仁川空港鉄道に沿っています。今回は空港島連絡橋手前の青羅国際都市駅を起点にソウル方向に歩きました。

青羅新都市~黔岩

朝の青羅国際都市駅は極寒でした。


駅から運河の遊歩道までは結構な距離があり30分近く掛かりました。ちゃんと歩道はあるものの、途中は工業団地的な殺風景な場所なのでこのルートでの二度目は無しですね。



ソウル寄りに一駅進んだ黔岩(コマム)にて。橋脚に併設されているエレベータで遊歩道から橋の上に上がることができます。



余りにも寒いのでコマム駅側のカフェでコーヒーを飲みつつ暖を取り、またウォーキングコースに戻ります。う~ん、極寒の中、自分は異国の地で何をしているのだろうか...


と、対岸に展望デッキが見えてきて、このタイミングで晴れ間が出てきました。


その先にあるのはオフシーズンで水は止められていた人工滝。これ、韓国人YouTuberのチャンネルで見たことがあるのですが、滝の裏を通ったりもできて夏場はそれなりに賑わうようです。

桂陽大橋

晴れるにつれてどんどん暖かくなる中、もう一駅進んで桂陽(ケヤン)に到着。ここは橋脚の四方にエレベーターが設置されています。


やはり晴れて暖かいと気分も盛り上がります。


橋からの眺めは中々のもの。北東東に雪化粧した北漢山が見えます。


ソウルは気温が低い割に雪は積もらないので、この雪山の景色に寒い中を歩いたのが報われた感がありました。


右手方向は金浦空港。


南山タワー、更に右にはロッテタワーも見えます。



橋の逆側は先日登った桂陽山。

手前は無駄に立派な桂陽駅。



この辺りでチョコを食べながらコーヒーブレイク。



雪だるまの顔はカカオフレンズのチュンシク。

上手に作ったなあ。

金浦空港への着陸機

この辺りで歩数は25,000歩を超えましたがもうひと頑張り、更に東へ歩きます。



先程橋の上から眺めていた時とは滑走路の運用が変わり、こちらに着陸機がアプローチしてきます。




大韓航空のA220。


金浦空港近くで焼肉

結局この日の歩数は32,000歩以上。そろそろキツくなったので最後は金浦空港近くの焼肉屋までタクシーでワープし、反省会と称して飲みます。


行った店はNAVERで評点の高かった「삼부숯불구이/サムブスップルクイ」という炭火焼肉の店。



先ずは牛カルビを塩とタレで一人前ずつとユッケを注文。


肉自体も中々のクオリティですが、この店、タレがまろやかで独特の旨さがあります。


ユッケもタレの旨さを感じさせるものでした。


ケランチム(茶碗蒸し)も出汁の加減が良くて美味でした。


後半は網を鉄板に替えてもらってチャドルバギ(あばら肉)。鉄板にのせると巻いた状態から独りでに広がります。

チャドルバギも十分旨かったですが、これについてはやはり、同じ界隈にある専門店の「チャドルチプ」の方が上と思います。


この後はハシゴで生ビールの店へ。いつもの登山と同様、結局は酒を美味く飲むために歩いていたという一日でありました。

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