ソウルは先週から最低気温が-15℃に達する強烈な寒波が来襲、寒さはやや緩んだものの昨日は雪も降りホワイトクリスマス。そんな中、野暮用で水原・龍仁市方面に行ってきたイブでした。
朝の永登浦駅にて。水原まで一般列車でも50分程度の距離ですがドアが開閉する度に冷気が吹き込んで寒いので急行ムグンファ号を利用します。ボロい客車列車ながら中々の快足、25分程で到着します。
水原市の霊通(용통/ヨントン)駅で下車。体が冷えたのでチャンポンでも食べようかと駅近くの中華料理屋へ。このところ一見で入った店に当たりが多く、この日ふらっと入った「ミスターチャンポン」も良き店でした。
開店の10:30と同時に入店。韓国の町中華らしからぬ小綺麗な店内。
こちらでの生活も長くなってきた私ですが、韓国のマーボー飯を初めて注文。山椒はもうちょっと利かせても良いかなと感じたものの実に美味。遠慮の無い辛さに寒さで冷えた体が温まります。
カミサンが注文したのは海鮮が入った三鮮(삼선/サムソン)チャジャン麺。
このところほぼ毎週末一緒に山に登ったり飲みに行ったりしている義妹が注文したのは炒麺(차오면/チャオミョン)。
近くのアパート街に綺麗な並木道がありました。
更に歩くと名門、慶熙(キョンヒ)大学の国際キャンパスがあります。第一キャンパスはソウル市内にあるので、例えば慶応で言うと湘南藤沢のような位置付けといったところでしょうか。
こういう遊び心、好きだぜ。
これを作って並べた学生はA型だと思う。
水原から特急ITXマウムに乗ってソウルに戻ります。
5号線に乗り換え、どこかで一杯やろうと話している内に拙宅に近付き、松亭(송정/ソンジョン)で下車。あろうことか、小学校の正門前が親父ホイホイ系の酒場横丁になっており、良さげな店に入ります。
入ったのは「松亭駅 清麦酒(송정역 청맥주/ソンジョンヨク チョンメクチュ)」という店。おばさんが一人でテキパキと切り盛りしていました。
写真を撮り忘れましたが店名に違わず、韓国のこの手の店では珍しく生ビールがあります(意外と韓国の居酒屋に生ビールは少ない)。そしてビールで喉を潤した後はマッコリに突入。
この季節が旬で韓国ではポピュラーな꼬막(コマッ)という貝。和名は灰貝だそう。
旬だけあって身がしっかり入っています。
焼き方が絶妙なキムチチヂミ。
すっかり良い気分になり、おばさんにメリークリスマス~!と見送られながら外へ。
10分程歩き、廃墟のような一角にある生ビールの店へ。最近よく行っているこの店については後日記します。
キンキンに冷えた生ビールで2次会。写真も記憶も(?)ここまでです。
韓国では本日12月25日は祝日。キリスト教徒の方が多い韓国ですがバランスを取るためか、お釈迦さんの誕生日として5月4日も祝日になっています。