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ソウル在住の日本人が旅行,飛行機,くるま,鉄道,韓国生活について書いております。

仁川空港「ハヌル庭園」と展望台へ飛行機撮影に行ったものの...

台風一過で晴天に恵まれた秋夕(チュソク≒旧盆)連休の初日、朝から久々に仁川空港へスポッティングに行ってきました。訪れたのは「ハヌル庭園」。ランウェイ33への着陸機を真下から見ることのできる公園です。



こちらは2016年、ニコンD500を購入直後に訪れた際の記事です。D500は今も愛用しているのでいつの間にか長い付き合いになりました。

空港鉄道駅からハヌル庭園へ

徒歩で30分近くかかるので”最寄り駅”と言えるか微妙ですが、空港鉄道の「空港貨物庁舎駅/공항화물청사」から公園に向かいます。


過剰に立派な貨物庁舎駅。


駅を出て道路を少し通り、あとはサイクリングロードを歩きます。



展望台が見えてきました。コロナ禍前は歩きながら着陸機を撮るのも楽しみでしたが、この日公園に着くまでに降りてきたのは1機のみ。う~ん、やはり時期尚早だったか?

ハヌル庭園にて

韓国語の「하늘/ハヌル」とは「空」の意味。それほど高さのある展望台ではありませんが上からの眺めは上々です。




先ずはアトラスの747-8F。


久々に見上げるジャンボはやはり大迫力。



しかし、次が中々来ません。向こうのランウェイ34にはそこそこの頻度で旅客便が降りて来ているのですが。


20分程待って降りてきたのは上海からのKALカーゴ。





次の767もカーゴ。



747-400の機影。結構遠くからでもダッシュ8なのか400なのかが分かります。


シンシナティからのカリッタ。


やはりダッシュ8に比べると無骨で、それがかっこいい。



と、トラフィックがもうちょっとあれば楽しい場所なのですが、今はカーゴ系がポツポツのトラフィックだったのが残念。


以下3枚はコロナ禍前のこの場所にて。




折角行ったのでポジションを変えてもうちょっと眺めます。






ターミナル側へ

結局ハヌル庭園で眺めたのは1時間半で6便。南側のサイクリングロードを歩いて第一ターミナルへ移動します。ウィーキングも兼ねて行ったこの日、結局1万5千歩以上歩きました。


水路に沿ったサイクリングロード。すぐ横がゴルフ場なので防護フェンスに覆われて遠近法のサンプル写真みたいですね。


途中、ランウェイ34に降りる機を一応見ることはできます。


目指すのは問題山積で現在運休中のリニア鉄道「パラダイスシティ駅」。能天気な駅名で笑わせてくれます。


絶賛運休中のリニア鉄道。高架下の道路は関係者以外立ち入り禁止とあります。


カーブ地点近くにサイクリングロードが水路を横切る部分があり、工夫すれば面白い写真が撮れるポイントかもしれません。



久しく日本に帰れていないのでZIP AIRは初めて見ました。側面窓に沿ったチートラインにレトロ感もあり、また、787の機首がこの塗色だと往年のデ・ハビランドのコメットっぽくもあり、これ、結構好きかも。


因みにこちらがパラダイスシティ。日本のセガサミーも出資する統合型リゾート、所謂IRだそうでカジノもある由。

仁川空港第一ターミナル

このところ国際線の便数が戻りつつあると聞いていたのですが、昼飯を食べに行ってみたら閑散としていてびっくり。


12時台だったので欧米便の発着が無い時間帯ではあるものの、コロナ禍前は時間帯を問わずそれなりに人がいたものでした。やはりアジア、特に日本や中国便はまだ戻っていないということなのでしょう。

仁川空港展望台(オソン山展望台)へ行こうとしたものの...

午後はランウェイ34沿いのオソン山(오성산/五聖山)中腹にある展望台に行こうとバスに乗ります。


以下リンクは以前訪れた際の模様です。


NAVERマップでは32分所要と出ていますがバス乗車は15分程度+展望台まで徒歩5分と言ったところ。


第一ターミナル1階から306番バスに乗ったのですが...


バスは空港アクセス高速道路へ...

反対方向のバスと乗り間違えました(笑)。バスの路線番号は合っていたのですが展望台方面はターミナル1階ではなく3階の停留所でした。


路線バスとは思えないほど飛ばすバスは連絡橋へ。最前列からの眺めを楽しむしかないっすな。ってか、なんで招き猫飾ってるんだ?



橋を渡ってバスは仁川市内へ。

バス料金は知れているし時間もあるし、戻ろうかと思ったもののこの日はもういいかなと東仁川駅へ。


仁川の中心駅は仁川駅ではなく一つソウル寄りの東仁川駅。急行はここが始発駅です。

と、最後は間抜けな顛末になってしまいました。


スポッティングも便数がまだ少なくて不完全燃焼だったものの、風に乗って漂ってくるジェット排気の匂いを久々に嗅ぐことができたりと、これはこれで楽しめた半日でありました。


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