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「京都鉄道博物館」訪問記(前編)屋外展示車両と扇形機関庫

懐かしの車両を見て「鉄分」を補給したくなったので京都鉄道博物館を訪れました。開館直後だった2016年9月に続いて2度目の訪問です。

京都鉄道博物館

大阪弁天町の交通科学博物館(2014年に閉館)の所蔵品も多数移設展示されていることも個人的には嬉しいポイントでした。


最寄りの梅小路京都西駅。近くには京都水族館もあります。


こちらは2016年訪問時。以下、前回の写真も交えながらです。

屋外展示車両

私、車両にもそれなりに興味があって↓こんな本↓を読んだもりしますが解説的なことが書けるほど造詣は深くありません。今回も記事コメントは昭和50年代に鉄道少年だったおっちゃんのつぶやき+想い出話とご理解ください。


C62は機関区につばめマークの付いた2号機も所蔵されています。


湘南色の元祖である80系電車。前面窓が3枚の初期型ですね。


今見るとファニーさも感じる顔の0系新幹線。子供時代に食堂車に連れて行ってもらった時は興奮したなぁ。

車内の一部が簡潔で分かりやすい展示・解説スペースになっています。

昭和の鉄道少年が一度は憧れた運転台。


トラブル続発で当時の国会でも問題になった国鉄DLの異端児、DD54。自動車ではベンツのハイエンドグレードに名を遺す、マイバッハ設計のエンジンや変速機を三菱がライセンス生産したものを搭載しています。こういった「高い勉強料」だった車両も弁天町の旧博物館時代からしっかり展示くれています。


元大阪環状線の103系。

元祖ブルトレ20系の食堂車は喫茶軽食コーナーとして営業中です。


EF58は通常運用は末期だった昭和60年代、和歌山の母の実家に行った際に同機が牽引する旧型客車列車に乗った記憶があります。


昔の洗面台。夜行列車での旅も一般的だった時代、これでさっぱりして旅を続けたのでしょう。


トワイライトエクスプレス牽引機。

90年代にうちの両親が札幌→大阪で乗ったことがあり、確かに食堂車のフレンチはハイレベルだったと言っていました。

揺れる・狭い・ガスじゃない、この厨房から本格フレンチを提供するのは大変だったことでしょう。レジのドリンクメニューをよく見るとワインの品ぞろえが充実していることにも感心します。

天井ファンを上から見て機能美に萌えたカニ24。前回は車両工場に展示されていました。


EF65の1号機とオロネ24。

寝台上段は小窓越しにスマホでの撮影です。


皇太子御料車として使われたこともあるという、1等2等寝台が合造のマロネフ59。

扇型の蒸気機関車庫

一服していたら掃除のおじさんが「デゴイチに火が入りましたね」と声をかけてくれました。扇型機関庫に行ってみましょう。


整備後の試運転でしょうか。

スチームを吹き出しながら動く姿は迫力と貫禄があります。


共に2号機のC61とC62。


通称「なめくじ」のD51。


やはり、自然光の下で見る動態保存機には静態保存機には無い生命感のようなものがあります。

>後編に続きます。

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