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【Seoul ADEX】2023年ソウルエアショー(1)韓国空軍・ブラックイーグルスのアクロバット飛行,大混雑の入場行列,会場内の模様など

先週末開催された2023年ソウルエアショーに行ってきました。奇数年に開催されるこのエアショー、今年のパブリックデーは10月21日と22日の土日2日間。今年は大混雑で入場は大行列でしたが、頑張って両日共に参戦しました。

今編では、先ずはショーの華である韓国空軍アクロバットチーム・ブラックイーグルス(以下”B/E”)を中心にUPします。

EOS R6 Mark IIとR10でアクロ撮影デビュー

今回の撮影機材は今年2月に購入したEOS R6 Mark IIと今月購入したEOS R10の2台体制。レンズはRF24-240mmとRF100-400mm。


両機共に動きの速いアクロバットを撮るのは初めてでした。特に前半は外しまくりでしたが色々設定を試したり私の慣れもあって、少しずつ歩留まりが上がるのを実感しながらの撮影になり、これはこれで楽しいものでありました。

ブラックイーグルスの展示飛行

2009年のソウルエアショーで今のT-50に機種変更したB/E。丁度その時アジアツアーで来ていたアメリカ空軍サンダーバーズと共演するのが気の毒なほどレベルの違いを感じたものでした。しかし今やRIATで最優秀賞を受賞するなど、世界レベルのチームに成長を遂げた感があります。

尾翼の”70”は米韓同盟70周年を記念したもの。


土曜日午前のフライト。少し前に降った通り雨が嘘のような青空でした。









レッドアローズばりのカラースモーク切り替え。


描きもの系2種。


スモークで国旗を表現できるっていいなー。


スニークパス。左前方に注目している観客の頭上を右後方からA/Bを焚きながらで突っ込んで来ます。





トレイルから同じブレイクを繰り返すこの科目、2回目はスモークをカラーに切り替えています。





大混雑の入場行列

回を重ねる毎に観客が増えるソウルエアショーでしたが、今回の入場行列は日本の航空祭並みかそれ以上でした。私が初めて訪れた2009年などは日本人の感覚だと「ガラガラ」だったものですが、2017年頃から混み始めた気がします。


2日目日曜日、8:15頃に並び始めた時の行列。この時は800m程でしたがその後2キロ以上になり、最大で入場まで3時間掛かったと韓国のニュースに出ていました。



チケットブースは申し訳程度に設置されているのみ、余りの混雑に当日購入は不可だった模様。そもそもオンラインでの購入が前提で、それも日曜日分は土曜日の14時を以て販売打ち切りになっていました。


会場内の仮設コンビニ。昼時は入場制限をしていて入店まで20分程並ぶ羽目に。


それに懲りて2日目は拙宅近所でキムパプを買って行きました。安いし旨いしこれが一番。液体は入場検査で引っ掛かりますがドリンクの自販機は会場内各所に有り、そちらはほぼ待たずに買えました。


入場は大変だったものの場内の混み具合はこんな感じ。人口密度は日本の航空祭並みかややマシといった感じでした。

韓国では昨年のイテウォンのハロウィン圧死事故以来こういった雑踏に敏感になっているため、次回2025年はチケット販売数を制限するなどの対策が取られるのではと思います。


次回はB-52のフライパスやF-22のデモフライトなど、米軍機系を中心にお伝えします。

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