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ソウル在住の日本人が旅行,飛行機,くるま,鉄道,韓国生活について書いております。

【ソウル・麻浦区】望遠(マンウォン)市場を歩き生ビールとティギムを堪能する

弘大(ホンデ)エリアの合井(ハプチョン)から地下鉄で一駅、6号線の望遠駅近くにある望遠市場。コロナ禍で寂れた明洞とは違い活気を失わなかった弘大エリアからも近く、庶民的で個性的な店が多いこともあって賑わっています。


近くにサッカー2002年ワールドカップ競技場があるので市場の看板にもサッカーボールが描かれています。カメラ好きだとオッと感じる名前ですが残念ながら望遠レンズとは関係無く、その昔、王様がこの辺りから遠くを見渡した場所だったことに因む地名のようです。


ラインカラー茶色の6号線、マンウォン駅。

市場周辺にて

アーケード内だけでなく周辺にも色々な店があり、特にチキン丸揚げの店が多いような気がします。



一駅先にあるワールドカップ競技場。一部は大型スーパーのホームプラスとしても活用されています。

望遠市場にて

地元客と観光客の比率は7:3といったところでしょうか。


私の好物である穴子の白焼きもある活魚店。買って帰ったら期待を裏切らぬ味でした。


こうして見ると文字以外は日本の商店街そっくりですね。


唐辛子を山盛りで売っているのは韓国ならでは。


ここで買った煎りゴマ、ゴマ自体は中国産ながらスーパーのものとは比較にならない香ばしさで絶品。次は店内で絞っているゴマ油も買ってみます。



ヤンニョムチキン。


緑豆チヂミ。


大きいつくねのような떡갈비/トッカルビ。떡/トックは餅の意味なので直訳すると「餅カルビ」。食感がモチモチという訳ではなくハンバーグに近い感じ。割ると肉汁のナイアガラを楽しめます。


人気店なので先に個数と電話番号の末尾4桁を言って金を払い、30分ほど後で受け取りに行きます。


揚げパンとコロッケが人気の店。


こちらは”바삭마차”、それっぽく訳すなら「サクサク屋台」といったところでしょうか。


特に、エビのすり身を食パンに挟んだ「メンボシャ」が美味そうです。

「망원튀맥/マンウォン ティメク」で生ビールと唐辛子肉詰め揚げ

韓国語には「チキンメクチュ(ビール)メク」という造語があります。で、この店はティギム(揚げ物・フライ)とメクチュ(ビール)=ティメクが店名。



暑い日だったのでとにかく冷たいビールを飲みたい。生が3500ウォンということに惹かれて取り敢えず入店。


結構な人気店のようで満席。出ていく客と入れ替わりで何とか席を確保。


キンキンに冷えたビールを泡少な目で寸止めの素晴らしい注ぎ方。


アテに注文したのはティギム=揚げ物盛り合わせ(5千ウォン)とおでん(1本700ウォン)。ボリュームを考えると駄菓子並みの価格。ティギムは日本の天ぷらが土着したもので、ネタも海老やイカ、サツマイモや野菜かき揚げなど。


春雨の海苔巻き揚げは韓国的と言えましょうか。


追加で注文した唐辛子肉詰め。


ちょっとしたキュウリ並みサイズのしし唐に挽肉を詰め、それをカリッと揚げています。


ビールが進みます。サインが掛かっているグース・アイランドというクラフトビールでゆっくりやります。


ホップが効いた柑橘風味も感じる一杯。元々はシカゴが地元のビールらしいです。

雨耳楽(우이락/ウイラク)

多種多様なマッコリと揚げ物系が人気の店。入口の端末でウェイティングするのですが1時間半近い待ち時間。当店については後日別記事で紹介します。

余談...現代自動車 エクウス

市場周辺で表から一本入った通りを歩いていたら...


車に合わせて鉄板を切り欠いたガレージが。何じゃこりゃ?

意図は不明ですが駐車テクニックにも感心。車は秋篠宮家も愛用していた三菱・ディグニティの姉妹車、現代のエクウスですね。

三菱との共同開発車も近年はめっきり見掛けなくなってきました。

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