パリ五輪開幕が迫り、TVでも関連報道が増えてきました。今回は家族で訪れた際の写真を中心に振り返ります。
この時、2012年6月は会社のリフレッシュ休暇で7泊9日のヨーロッパ。パリ→バルセロナ→フランクフルトからロマンチック街道をドライブしてミュンヘンに抜けるルートを辿りました。
出発:成田からNH205便でパリCDGへ
10年ひと昔、成田が国際線の玄関でした。
搭乗したのはスタアラカラーの777-300ER。
当時出張で欧州便は時々利用していましたが、やはり家族一緒だと時間が早く経ちます。また、エコノミーながら半年以上前から予約していたので最前列の並びを確保していたこともあって快適なフライトでした。
到着したパリCDG空港にて。
タキシング中に見えるコンコルド保存機。
フランス政府のA310。
前衛的なターミナルビル。
使い勝手は悪いものの嫌いになれないこの空港については、以前別記事↓にまとめています。
到着後は近郊列車のRERで市内のホテルに移動。パリショック第一弾、車両もボロく治安の悪いエリアも通るのでカミサンと娘はドン引きしておりました。
Leon de Bruxellesでムール貝とビール
19時前にパリ市内のホテルに到着。時差ぼけで余り食欲は無いものの、少し何かをつまんで軽く飲みたい。ということでLeon de Bruxellesというレストランでムール貝をつまみながらビールで一杯やります。その名の通りフレンチではなくベルギー風の店でパリ市内に何店かチェーン展開しています。
パリ初日にベルギービールで乾杯。
イチ押しメニューのムール貝白ワイン蒸し。ヨーロッパで食べる貝類は旨い。
娘(当時小5)はステーキを平らげておりました。
ファミレス的に写真多めのメニューなど雰囲気も馴染みやすく店員もフレンドリー、味も確かなので良いチョイスでした。
日の長い6月でも22時を過ぎると暗くなってきました。1駅メトロに乗ってホテルのあるVaugirardへ帰ります。
ホテル周辺の街並み。
老いてもダンディーなアラン・ドロン。右奥がこの時泊まったノボテル。
メトロでエッフェル塔へ
翌朝、先ずはおのぼりさんらしくエッフェル塔に向かいます。パスツール(近くには研究所があります)でメトロ6号線に乗り換えます。
パリ名物、ゴムタイヤの地下鉄。
途中から地上区間に上がるとエッフェル塔が見えてきます。
エッフェル塔最寄りのBir-Hakeim(ビラケム)。
駅前のビストロで朝食にします。
やはりクロワッサン。
すごいボリュームのオムレツ。
エッフェル塔にて
セーヌ川沿いの公園を歩いてエッフェル塔へ。ランナー氏のTシャツにフランス愛を感じます。
世界屈指のベタな観光地ですが、優美な姿も相俟って「フランスに来た~」という感慨を毎回覚えます。
チケットの事前予約が取れず、現地購入は長蛇の列だったためこの時は展望台はパス。
パリには仕事も含め何度も来ていますが、その度に撮ってしまうフランス政府観光局のパンフにあるような定番ショット。
こちらは職場の先輩と出張で来た2005年3月の模様。当時は2012年オリンピックに立候補していたんですね。
3月の寒い日でしたがやはり行列でした。
この時は中間の第2展望台まで階段をガッツで登りました。
更に古いところで、パリ初訪問だった1996年。エレベーターで第3展望台まで登りました。
近年のオーバーツーリズムのせいでエッフェル塔展望台のチケットは取り辛くなっているようですが、展望台からの眺めは建物高さ制限のため平面的で、NYのエンパイヤステートビルや香港のようなダイナミックなものではありません。個人的には他のスケジュールを変えてまでは登ることにこだわらなくても良いのではと思います。
秋から冬に来ることが多かったので過去の写真を見返すと曇り空の写真ばかりになってしまいました。最後は、やっと青空に恵まれた2017年6月のエッフェル塔であります。
ビラケム橋とエッフェル塔周辺
渡辺謙も出演した映画「インセプション」の舞台にもなったBir-Hakeim(ビラケムorビルアケム)橋。セーヌ川を渡るメトロの姿を眺めることができます。
インセプションに出ていたのはこの辺りでした。
橋の途中に立つジャンヌ・ダルク像。
恐らく趣味的に大切に乗られているシトロエンBXとすれ違いながらビラケム駅へ。
巨匠ガンディーニデザインのBX。素晴らしい。
この後は、これまたベタに凱旋門を訪れました。