ちょっと日が経ってしまいましたが、7月上旬にトップガン・マーヴェリックを見てきました。期待&予想していた通りにいかにもハリウッド的な娯楽大作でしたが、迫力溢れるドッグファイトの映像、今年還暦とは思えないトム・クルーズ、前作へのオマージュ的なシーンなどなど、楽しめる作品でありました。今回は個人的観覧記念として、私がこれまでに見てきた各国のホーネットを振り返ります。
TOP GUN MAVERIK、当地韓国では6月22日に封切られました。
韓国のエアショーではホーネットのデモ飛行を見たことはありませんが、岩国からの友情出演機はよく展示されています。こちらは烏山基地、Osan Air Power Dayにて。
米軍のF/A-18F ”スーパーホーネット”
劇中に登場したのは大幅に再設計されたE/F型、所謂スーパーホーネット(スパホ)。海外エアショーにも何度か行った私ですが今のところスパホは米海軍と海兵隊、それからオーストラリア空軍にしか採用されておらず、2019年の岩国フレンドシップデーが初めて見るスパホのフライトでした。
岩国基地FSDにて。
劇中でマーヴェリックの搭乗機は単座のE型、こちらは複座のF型ですね。
空自だとブルー以外には殆ど許可されない背面飛行なども見せてくれて、見応えのあるデモフライトでした。
この四角いエアインテークがステルス性に効くそうですが、どのぐらい違いが出るんでしょうね。
こちらは地上展示されていたレガホ。
初めて見たスパホは想像以上にデカかった。ブルーエンジェルスは昨年からこれに機種転換しましたが、スパホ6機のアクロは見応えがありそうです。
2017年、レガホ時代終盤だったブルーズ。見れて幸せでした。
米軍以外のF/A-18
カナダ空軍のホーネット
痺れるほどカッコ良かったスペシャルペイント。カナダ空軍での型式名はCF-18。
2017年、カナダ中部サスカチュワン州の片田舎、Dundurnという小さな村で行われたエアショーにて。スノーバーズも2日間に亘って展示飛行を披露したりと、思い出深いエアショーです。
こちらは翌年のRIATにて。CF-18デモチーム機は毎年スペシャルペイントを更新している訳ではなく、たまたま私は切り替え前後を見れたようです。
カナダのホーネットは機首下側にコクピットを偽装したペイントが施されています。
スイス空軍
ピラタスPC-21アクロチームの共演。2018年RIATにて。
AXALPって言うんですかね、スイスアルプスの谷間で行われるエアショーではスイスホーネットもフレア撒きながらガンガン飛ぶそうで、一度現地で見てみたいものです。
スペイン空軍とフィンランド空軍
何故か外国機も名称をスペイン軍式に改称する伝統(?)に沿って"C.15"と称するエスパーニャのホーネット。因みに、スペイン海軍のハリアーはマタドール(闘牛士)という凛々しいニックネームが冠されています。
NATO加盟が決まったフィンランド。人口550万人の国ですがホーネットを60機以上保有しています。
以上、手持ちのホーネットの写真を見返しながら綴ってみました。次回は”トップガンの華”、F-14トムキャットも振り返ってみようと思います。