カナダ・サスカチュワン州のエアショーにて。美しいカラーリングのカナダ空軍・CF-18ホーネットが見応えのあるフライトを披露してくれました。
<前回編>
CF-18デモチーム
この2017年はカナダ建国150周年に因むメイプルリーフペイントでしたが、毎年カラーリングを変えるそうで、翌2018年のRIATでは青白のクールな姿になっていました。
さて、2017年6月、ダンダーンエアショーでのCF-18です。リモートなので観客エリア後方から進入するところからデモフライトが始まります。先ずは急上昇。
アフターバーナーをガンガン焚きながら、ループや高G旋回を織り交ぜた力強いフライトが続きます。
この「シャア専用ホーネット感」、ガンダム世代にはたまりませんなあ。
カナダ空軍のホーネットは機首の下側にキャノピーを模したチート塗装が施されており、遠くから視認した際に方向を錯覚させるようになっています。これ、意外に効果があるそうです。
2日間行われたこのエアショー、雨が降らなかったのは幸いでしたが、空模様はどんより曇っている部分と青空が混じった微妙なもので、撮影では露出補正に少々苦労しました。
ホーネットということで期待したベイパーコーンは残念ながら見られず。あれは時の運なのかな。
曇りの写真をヤケクソで極端にRAW現像してみた一枚。
約15分のフライトを終え、サクッと去っていきます。去り際に会場にPさんの”Hi Saskatchewan, I hope you enjoyed my flight!”といった感じの無線が流されたのが何ともクールでした。
救援デモ
ベル412(カナダ軍での呼称はCH-146)によるレスキューのデモ。
カナダではフランス語も公用語なので、RESCUEの下にはフランス語のSAUVETAGEの表記もあります。
陸軍アサルト部隊
会場が軍のキャンプ地ということもあって、テロリスト(に扮したTシャツ姿の隊員)を陸軍の部隊が制圧するデモもありました。
>スノーバーズ編に続きます。