先週末訪れた釜山で旨かった食べ物その1。タイトルの通り、タコ、ホルモン、エビという異色の食材をコチュジャンベースでピリ辛の炒め鍋的に仕立てた「ナッコプセ」という料理であります。
訪れたのは”개미집”、ケミチプという店。海雲台(ヘウンデ)駅からビーチにつながる大通りに面した場所にあります。
テーブル上の鍋敷きのようなものは電磁調理器。強力でした。
看板メニューは”낙곱새”。”낙지”(ナクチ=タコ)、”곱창”(コプチャン=ホルモン)、”새우”(セウ=エビ)という分かり易く安直なネーミング。
普通、韓国でもデンプン系は最後に出てくるのが普通ですが、有無を言わさず最初に御飯が出てきます。この意味は後で分かりました。
煮えてきて混ぜるとコチュジャンベースのペーストが出現。
最終的に大体の食べ物は赤くなるのが韓国。
見た目ほどではなく程良い辛さ加減でした。
プリプリの食感。
ホルモンもたっぷり入っていますが存在感は控え目。しかし、このホルモンがコクを出す役割を果たしてくれています。
これ、単独で食べるよりもビビンパの方が旨味を感じられます。最初から御飯が出てきた意味が分かりました。また、ホルモンから出た脂が何とも良い感じの役割。これは焼酎に合う。
ホルモンは前半から積極的に食べても勿論旨いですが、コクを出す引き立て役として後半まである程度残す戦略(?)が吉かなと私は思います。ま、至って大衆的な食べ物であります。深く考えずジャンクに楽しみましょう。
副菜はセルフでお代わり自由。海苔をガッツリ混ぜます。
ビール3本と焼酎1本を飲んで会計は4万ウォン。安い。
満喫した後は大通りを挟んで向かいの”생활맥주”(センファルメクチュ)のクラフトビールで軽く二次会。
ソウルでは見たことがない海雲台(ヘウンデ)ペールエールなるものを試します。
ホップの華やかな香りが楽しい一杯でした。調子に乗って二杯飲みました。
近くの市場を少しだけブラブラしてホテルに帰還。
この日は仕事の後すぐソウルからプサンへ移動だったのでこの辺で力尽きました。心地良い疲れと酔いで熟睡。zzz...