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旅や乗り物、韓国生活についてソウル在住の大阪人が色々書いております。

EV化されて蘇ったヒュンダイ・ポニーを見に釜山へ... 現代モータースタジオにて

ヤフーニュースにピックアップされていた「くるまのニュース」に興味深い記事がありました。 

kuruma-news.jp

 

1975年から約10年、現代自動車が生産していた「ポニー」をベースにEV化したもので、6月27日まで釜山の”Hyundai Motor Studio”に展示されているとのこと。これは見に行かねば。現代モータースタジオはソウルにも有り、そのうちこちらでも展示されるとは思いましたが、好天に恵まれた先週末行って参りました。

 

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何となくモノクロにしてみた1枚。

 

 

現代・ポニーとは?

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2010年8月、サムスン交通博物館にて。

 

私なりに簡単にまとめておきます。

  • ノックダウンやライセンス生産だった韓国の自動車産業初の独自モデル。とは言ってもいきなり一からクルマは作れない。エンジンやプラットフォームは三菱の初代ランサー。
  • デザインは巨匠、ジウジアーロ率いるイタルデザインによるもので、1974年10月のトリノ・モーターショーで発表された。イタルデザインは意匠デザインだけでなく、車体設計や工場のレイアウトまで監修した模様。
  • YouTubeで「昔のソウル」的な映像を見ると当時タクシーとしてもグリーンのポニーが多数使われていた風景を目にします。

 

初代ランサー。日本自動車博物館にて。

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ファストバックスタイルですがトランクは独立しており、5ドアHBではなく4ドアセダン。この他、3ドアHB、更には2ドア・ピックアップもあったというのが時代を感じさせます。

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Heritage Series PONY

続いて、EV化されて蘇ったポニー。フロントのエンブレムは今のHではなく当時の”HD”を活かしています。

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仕切りの中に展示されていたのが少々残念でした。

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シルバーのマット塗装も元々のデザインに合ってクール。

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EVポニーは3ドアHBということもあり、この角度からは同じくジウジアーロ氏デザインのピアッツァとの近似性を感じます。

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いすゞ・ピアッツァ。2015年11月、トヨタ博物館にて。

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なるほど、バッテリーを積む必要性からもベース車には3ドアHBを選んだわけですな。

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下から覗き込んでみたら...

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リーフスプリングが見えます。当時の大衆車はリーフサスが一般的で、ベースになったランサーや、同時代のカローラなども同様でした。

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タイヤはミシュランの185/55 R15。往年のポニーは155/70-13だったようです。

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もちろん、フィラー部分は充電コネクターに換装されています。

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また、フェンダーミラーはカメラ式に換装されています。

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メーターはレトロなニキシー管。電源が入っていなかったのが残念。

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現代自動車HPの画像より。

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Image: Hyundai Motor / www.hyundai.com


これ、めっちゃクールですね。

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Image: Hyundai Motor / www.hyundai.com

 

70thのイタリアンエキゾチックカー風のレザーシート。

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このコンセプトカー、デザインテーマの一つはピクセルドットだと思いますが、それがクールに映えるのは優れたオリジナルのデザインによるものでしょう。ジウジアーロ氏と、それから、このポニーEVコンセプトを纏めたデザイナー氏に拍手です。

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私がソウルに住んで5年以上経ちますが、流石に40年以上前の旧車ポニーを街中で見掛けたことは一度もありません。最近見たと言えば済州島の世界自動車博物館。

 

 

それから、2019年のソウル・モーターショーで現代自動車ではなくNAVERのブースに展示されていた70年代ポップな水色のセダンでした。

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一昔前なら旧車に見向きもしなかった韓国ですが、それなりに経済発展を遂げると共に社会がギスギスし、過去を振り返って癒されたい風潮も芽生えてきたのかなと感じます。

 

 

ヒュンダイ・モータースタジオ 釜山について

簡単に書き留めておきます。

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<公式サイト>

motorstudio.hyundai.com

 

<場所>

 

現行モデルを展示する販促ショールーム的なところではなく、アート系の文化施設。代官山蔦屋にちょっと雰囲気が似た書店や、チェコビールのレストランもある洒落た空間でした。すぐ隣にコストコがあります。

 

 

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丸いものは半導体を象ったものでしょうか。

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元々はワイヤー工場だった建屋をリノベーション活用しています。

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「アート好きです」系のお姉さんが多い場所でした。