先週の土曜日、Photo Imaging 2017というイベントに行ってきました。カメラや撮影関連機材の展示会なので日本で言えばCP+のような位置付け。私は昨年に続き2度目の訪問でした。
会場はソウル江南(강남=カンナム)のCOEX。日本で言えば幕張メッセ程の規模ではない代わりに都心に有るという、東京ビッグサイト的な位置付けの展示会場といったところ。
入場すると先ず目の前はHOYAフィルターのブース。
お姉さんまで動員して力が入っていました。
以下、観覧した順序は無視して大手から見ていきます。
キヤノン
楽器を演奏しながら踊るお姉さん達と、群がるカメラ小僧達。
流石はNo.1メーカーで熱気に溢れていました。
高価な長玉もトライさせてくれます。
こういった展示方法は日本と同様。
EOSシステム30周年の展示。
EOS初代の650と初代EOS-1 。
Fマウントを堅持しているニコンは偉いと思いますが、思い切ってEOSマウントに切り替えたキヤノンの英断も大したものだと思います。
初代Kissデジタルですが、"EOS Kiss"という名称は恐らく日本市場向けで、海外では数字+Dが基本です。
ソニー
キヤノンに負けず劣らず大規模なブース、力が入ってます。
写真真ん中の上あたりに写っているように階段を上がって中2階のテラスから試写できます。
テラスからの試写は予約制か何かだったのか階段のところに係員が立っていて入場制限していましたが、私が英語で「上に上がっても良いか?」と尋ねたら通してくれました。ガイジンが英語で言うと何とかなってしまうことは韓国では良くあります(笑)
テラスから広角で撮ってみました。試写機に自分のSDカードを入れて撮ってみようと思ったらメモリーカードの蓋はテープで塞がれていました。ですので、この写真はブースの試写機ではなく私のニコン1で撮ったものです。
こちらは私のD500+16-85mmで撮ったものです。カメラ小僧なら70-200mm f2.8とかで撮るのでしょうけど私はあまりそういった分野には興味がないので、この日はニコワンV3+広角ズームと、前述のD500の組み合わせで臨みました。軽いから楽なんですよね。
α7系とα99IIがソニーブースの一押し製品だったようです。
α99II、先日日本に一時帰国した際にヨドバシでちょっと触ってみましたがEVFも見易くAFもスイスイ合うし、中々良さそうですね。
Gレンズ24-70 f2.8とカットモデル。
ハッセル & ライカ
韓国でも"沼にハマる"富裕層が増えているのでしょう。立派なブースを出していました。同じ代理店が取り扱っているようです。
Hasselblad X1D。5,000万画素もあるんですね。
主だったカメラ、レンズ関係のブースはこんなところです。 あれっ、オリンパスは?リコー・ペンタックスは?
ニコンは?
オリンパスやリコー・ペンタ、パナなどは余り韓国市場に力を入れていないようで昨年も出展ありませんでしたが、今年は何と、ニコンも非出展でした。
昨年はこんな立派なブースを出していたのですが。
発売直後だったD5とD500。
鉄道模型を走らせて両機のAFと連写性能を体験できるコーナーもあったのですが。
今年は今のところD7500ぐらいしか目立った新製品がなく、また、ニコンの経営状態が良くないのも事実ですが、出展していないというのは驚きました。