2013年に購入したD800EをD750に買い替えました。一見グレードダウンのようで、まあ実際そうなんですがD500が私のメイン機になった今となってはD800Eの高性能とサイズが負担になったことと、ヒコーキ撮りの際にD500の高速連写を味わってしまうとD800Eの4コマ/秒は少々トロく感じるようになり、D800Eがそこそこの値段で売れる内に売るというのが買い替えの趣旨です。
マップカメラのD800E買取価格を検索すると¥105,000でしたが義兄に声を掛けたところ欲しいとのことで100万ウォンで譲ることにしました。愛着のあるD800Eですので身内が使ってくれるのに越したことありません。
日本人だけど免税で購入
D500に続き今回もマップカメラにて免税で購入しました。
敢えて24-120VRレンズキットを購入
高倍率ズーム好きの私、D750には従来から愛用している28-300mmVRを付けてD500のサブ機的な使い方をするつもりですがボディー単体とレンズキットの差額が以下の通りだったのでレンズキットを購入しました。
- D750+24-120mmレンズキット: ¥211,400
- D750ボディー: ¥159,000
- 差額: ¥52,400
つまり、24-120mm f/4 VRが5万円ちょいで付いてくる訳です。マップカメラの買取価格を検索したところワンプライス¥53,000との結果。売れば微妙に利益が出る計算です。
因みに、価格comで検索すると24-120mm単体だと最安値でも11万円台。マーケティング上で色々とあるのでしょうけどキットレンズの価格はレンズ単体で買う気を失わせるような設定で何か妙な感じですな。また、今ニコンはキャッシュバックキャンペーンをやっておりD750も対象。ボディー単体だとキャッシュバック金額は¥20,000なのに対しレンズキットだと¥30,000なのでどう考えてもレンズキットが得でした。
D500のキットレンズ16-80mmを気に入っていることもあってこの24-120mmも義兄に譲る予定です。
ということで、D750は主にこの組み合わせで使います。
しかし、やはり24-120mm「金の環」レンズだけあってスムーズなズームの感触など高級感と言うか「良いモノ感」は28-300mmとは違います。
D750の第一印象
D800Eと比べるとやはり普及機っぽい雰囲気はあります。モードダイヤルのSCENEには入門機のような「こどもスナップ」とか「パーティ」などが出てきます。使わないので実害はありませんが少々興醒めします。
液晶が小さくて露出補正のバーグラフ表示や画質モード(RAWとかJPEGファインLとか)の表示が無いのは不満です。
こちらはD500。
最低限の情報以上は都度Infoボタンを押して背面液晶で確認しなければなりません。
細かいことですが最近のニコン一眼レフはホットシューのカバーが付属していていません。D500もそうでした。無くても問題は無いのでしょうが何となく気になるので別売りのカバーを付けました。
やはりチルトモニターは有れば便利です。


我が家周辺の黄葉を試し撮り
このところ多忙だった合間に拙宅近所を歩いて撮った写真です。先週中頃からは紅葉も散りつつあります。レンズは24-120mm。
D750の印象
シャッター音はやや金属的な音も混じっていますが耳障りという訳では無く軽快な印象です。しかし緻密というか精密感はまあまあかなといった感じ。炭素繊維樹脂モノコックのボディーは軽く、それでいて剛性感もあります。
撮影データのサイズは、JPEG Lファインだと10~15MB程度、RAWだと25~30MB程度です。D800EのRAWだと40MB前後だったのでD750のデータサイズは画素数なりには軽いですね。それでも30MBというのはかなりのサイズで、PCにはそこそこの性能が必要でしょう。
S/S最高速1/4000秒は晴天で明るいレンズを使うにはちょっと厳しい場面もありそうです。