うちのIS250は基本的には快調ですが、
- ダッシュボード上部中央辺りからカタカタ異音が出る
- ウィンカーレバーがへたっているのか引っ掛かるような感触が気になる
これら2点について先日の6ヶ月点検の際、サービスの方に話したところ対策してくれることになりました。その際、代車にピカピカのGS350を貸してくれたので印象を書き留めます。
アリストのテイストを受け継ぐデザインは流石に古さを感じさせるようになってきました。
今回は家族を中部空港まで送って行くのにも使ったのですが、トランクの開口部が小さく、スーツケースの積み下ろしはし辛かったです。
内装の仕立ては中々のものです。また、ナビ周辺のスイッチ類はISと配置が似ているので違和感無く使えます。
メータの文字盤はメタル調。メーター周りの立体的な造形など、デザインを頑張っているのは分かるものの少々ガキっぽい趣味です。
マーク・レビンソンのオーディオが付いていました。FMしか聞いておらず語る資格はありませんが確かに音に雑味が無いような気はしました。
面白いと思ったのはこれ。"PUSH"部分を押すと...
メーターやミラー系のスイッチが現れます。
最近の車はスイッチ類が増える一方なので、インパネ周りをすっきりさせるのには良いアイデアです。
そして、ISオーナーとして羨ましかったのはこれ。スマートエントリーのスイッチがリアドアにも付いており、先にバッグやコートを後席に載せてから乗り込む際に便利でした。
この車にはレーダークルーズコントロールが付いていました。
前に車がいない時の表示。
前車に近づくと検知して速度を落としてくれます。下の写真の場合、速度設定90km/hに対し前車の速度に合わせ78km/hに減速しています。
交通量の多い日本では通常のクルーズコントロールだと前車につっかえてしまって使い辛い場合が多いですが、レーダー式であればかなり使えそうです。
走りは中々のものでした。何といっても3.5L・315psのエンジンは強烈。料金所加速で思い切り踏み込んでみたらビビッてアクセルを戻しそうになるぐらいのもの凄い加速で、昔乗っていたバイク(ZZR-1100)を思い出した程です。
ボディー剛性はかなり高そうで、乗り心地もゴツゴツ感が無くて基本的には良いのですが、今回乗った車はホイールバランスが出ていないのか駆動系に問題を抱えているのか、60km/hを超える辺りから何かが共振しているようなブルブルしたフロア振動が出て不快でした。
GSの車格は私が以前乗っていたBMW・5シリーズ相当かと思います。しかし、洗練度や高級感、上質感は残念ながら5シリーズのレベルには達していないと感じました。GSにはモデルチェンジの話が出ており、次期モデルが欧州プレミアムブランド並みにレベルアップして登場することに期待したいものです。