ソウル風物市場(서울풍물시장/ソウルプンムルシジャン)なるところに行った記録です。英語名は"SEOUL FOLK FLEA MARKET"、韓国最大の蚤の市なのだそう。
場所は地下鉄1号線と2号線が交わるソウル東部の新設洞。近くに清渓川が流れています。
外観は意外と近代的で怪しげな雰囲気はありません。ソウルナビによると元々は1950年代に別の場所で軍の放出品(+横流し品?)を売る店が集まったのが発祥で、その後2度の移転を経て2008年に今の場所に来た由。
建物の外観は近代的ですが中に入るとディープな世界が広がります。一体どこから仕入れてきたのか、そして誰がどんな目的で買うのか良く分らない品物が所狭しと並べられています。
誰の胸像だろう?


カミサンが「懐かしい~」と言っていた粉ミルクの空き缶。
日本の郵便ポストも有りました。民営化後の「JP 日本郵便」の名前が入ったシールが貼られているので近年まで日本で現役だったもののようです。どういう経緯でソウルに来たのでしょうか。
コダックの蛇腹カメラ。レンズの周りには"MADE IN ROCHESTER N.Y. USA"と刻まれています。
短波ラジオ。昔の持ち主はこれでVoice of Americaなどを聞いて英語を勉強したのかも、などと想像が膨らみます。
今見ると画面が小さい家具調テレビ。
カシオのキーボード。
ONKYOのCDプレーヤーとかTEACのカセットプレーヤーなど、昔、少しオーディオに凝ったことがあるのでこういったものを見ると胸熱です。下から2番目のカセットデッキは高級機として名を馳せたNakamichi。
2階に上がると良く分らない人形が出迎えます。
中古カメラ屋に立ち寄ってみました。冷やかすだけのつもりでしたが、ついついいらんものを衝動買いすることに。
これについては後日...
品物が市場の外まで溢れるカオス。
市場の近くにあったミリタリーショップ。装甲車のドアらしきものもあります。
私は、古いものではカメラと車ぐらいしか興味はありませんが、アンティーク好きの方なら丸一日居ても飽きないと思います。関心のある方は是非どうぞ。