冠岳山に登った後は拙宅からも程近い焼肉屋で薄切り牛あばら肉「チャドルバギ」をつまみながら一杯やります。
チャドルバギとは?
”차돌/チャドル”は韓国語で石英。英語で肉の霜降を”marble/マーブル”=大理石と言ったりするのと同様の表現かと思います。牛のあばら肉を薄切りにしたものを焼肉で食べたり、旨味が強い部位で良い出汁が出るためチゲやチャンポンに入れたりもします。
このように薄切りを巻いた状態で出されることも多いです。
空港市場駅「チャドルチプ」
訪れた店はストレートなネーミングの「차돌깁/チャドルチプ」。NAVERの評点が高く、拙宅からも近いので行ってみました。
市内から地下鉄9号線で金浦空港の一つ手前、空港市場駅の3番出口から歩いて2分程のロケーション。
16時頃に入店。アジュンマ3人が賄いを食べているところに我々が一番乗りでした。
肉が部位別に4種類,。酒・ドリンク類に白ご飯、味噌チゲのみという実にシンプルなメニュー構成。
私の勉強も兼ねて肉類の部位を整理しますと...
- 차돌박이/チャドルバギ:アバラ/トモバラ肉
- 토시살/トシサル:サガリ/肋骨寄りのハラミ
- 등심/ドゥンシム:リブロース
- 갈비살/カルビサル:中落ちカルビ
...といったところでしょうか。
網焼きしゃぶで味わうチャドルバギ
注文したのはチャドルバギ、カルビサル、トシサル。
チャドルバギは2ミリ厚ほどにスライスされています。
炭火がセットされ、ビールで乾杯してキックオフ。山歩き後の一杯は最高でありました。
写真を撮り忘れたのですが、サンチュと一緒に供された茹でキャベツも美味でした。
炭火でさっと炙ります。
脂身の部分も炭火で炙ると適度に脂が落ちてプルプルの食感を楽しめます。
サンチュに巻くのも良し...
薬味ネギを巻くのも良し。
網の焼き目が綺麗につくように気合を入れて焼いた一枚。牛タン焼きにも通じる旨さがもあるので、次回は岩塩とレモンを持って行こうかな。
テンジャン(味噌)チゲ。軽く炙ったチャドルバギを数枚入れると出汁が出て焼酎の良いアテにもなります。
山歩きの後だったこともありますが、それを差し引いても美味い店でした。また行きます。