先週、JALの777-200ER退役がニュースになっていました。スタアラ派の私は結局一度しか搭乗しませんでしたが、今回は「太陽のアーク」or「JAノL」の777を私のアルバムから振り返ります。
2005年・中部セントレア⇔パリ便
2005年3月のヨーロッパ出張は開港直後のセントレアからのJAL直行便でパリへ。今思うと開港へのご祝儀的なノリや、当時イケイケだった中部地区の自動車業界をターゲットにした就航だったようにも思います。リーマンショック前か後かは覚えていませんが、JALの経営危機もあって数年で運休になってしまった際は納得でした。
この頃使っていたカメラはフジフイルムのFinePix F810というコンデジ。手振れ補正が欲しくて2年程で買い替えましたが、WBも自然でレンズ性能も優秀な良いカメラでした。
往路:中部→パリ便
旧塗装のTGにも時代を感じます。
折角のビジネスクラスでしたが、モソモソした食感のアペタイザーや無造作に置かれるパン、素っ気ないトレイで供されるメインなど、機内食はANAに比べて見劣りするなと感じた記憶があります。
こちらは同時期のANAビジネスクラス機内食メイン。成田→シカゴ路線にて。
...などと小姑のようなことを心の中で呟きながら、ワインを楽しんでおりました。
空席が目立った機内。シェルフラットの居心地は当時のCLUB ANAと似たり寄ったり。私のようなペーペーには十分快適でありました。
到着前の機内食。
到着したCDGでは沖止めだったりと色々微妙だったフライトでした。
エッフェル塔
帰国前日はパリ市内に足を延ばしてエッフェル塔に行ったり、お上りさん丸出しでお恥ずかしい。
帰路、CDG空港第2ターミナルにて。
使い勝手など不満は多々あるものの、行く度に高揚感を覚えるアバンギャルドで独善的な意匠のCDG空港については以前別記事↓に記しました。
帰国便:パリ→セントレア
和食が恋しくなるほどの出張期間ではなかったのに帰路は和食の寿司を選択。乾燥する機内での寿司はちょっと無理があるなと感じた一食でした。
セントレアへのアプローチ。
開港直後でアスファルトも真新しいセントレア。
色々ブツブツ書きましたが、パリから名古屋に日本のエアラインで到着するという感覚の新鮮さ(小牧時代の末期はルフトしか欧州直行は無かった)、新空港のピカピカ感は今も印象に残っています。
開港した頃のセントレア
山田優さんがイメージキャラだったvodafone 3Gの広告。
あの頃の中部地区は、何でも愛知万博にあやかっていたものでした。
2006年7月の空港駅にて。何度もセントレアは利用しましたがパノラマカーをここで見掛けたのはこの一回だけ。フジFinePix F810で何気無く撮った一枚ですが、デジタルでも車両の質感をしっかり描写していることに感心した一枚。そんな時代でした。
その後2007年に私もニコンD50でデジイチデビュー。JALがJAノLだった時期はD300、D7000やD800Eなどで撮っていました。
破綻する前のJALではジャンボもまだまだ主力機材として活躍していました。
(2)に続きます。