フェラーリとランボルギーニ博物館を目的に訪れたモデナは古い町並みが美しく、スーパーカー(昭和語?)とは裏腹の静かな街でした。
フィレンツェからボローニャを経て到着したモデナ駅。
歩いて回れる広さの旧市街。
- デュカル宮殿 / Ducal Palace
- グランデ広場 / Piazza Grande
- モデナ大聖堂 / Duomo di Modena
- ギルランディーナの塔 / Torre della Ghirlandina
- サン・ジョルジョ教会 / Chiesa di San Giorgio
- アルビネッリ市場 / Mercato Albinelli
- エミリア街道とモデナの街角
- フェラーリもランボもいなかったモデナ
- 余談
デュカル宮殿 / Ducal Palace
「1452年から1859年までモデナのエステ公爵夫人の住居でした」とのことですが、じゃあ旦那はどんな宮殿に住んでたんだ?
宮殿前の広場。
トロリーバスが走っていました。
グランデ広場 / Piazza Grande
大聖堂前の広場。左側が大聖堂、右側は市庁舎。クルマ好きがPiazzaと聞くといすゞのピアッツァを思い浮かべますがイタリア語で「広場」の意味。また、トヨタ・ビッツの姉妹車プラッツもドイツ語の”platz”、これも「広場」だったりします。
モデナ大聖堂 / Duomo di Modena
12世紀に完成した聖堂。モデナ出身の三大テノール、ルチアーノ・パヴァロッティの葬儀はここで行われました。
ギルランディーナの塔 / Torre della Ghirlandina
大聖堂に隣接する鐘楼。グランデ広場、大聖堂と共に世界遺産に登録されています。まあヨーロッパ、特にイタリアを旅していると世界遺産だらけで感覚が麻痺してくるのですが。
サン・ジョルジョ教会 / Chiesa di San Giorgio
こちらは17世紀に建てられたものだそうで、建築様式が変化してきたことが分かります。
アルビネッリ市場 / Mercato Albinelli
名所旧跡を一応アリバイ的に回った後は市場に行ってみます。
パルミジャーノ・レッジャーノの地元だけあってチーズが充実しています。また、モデナはバルサミコ酢の本場中の本場でもあります。
スイーツと生パスタを売る店。
イタリア式角打ちと言いましょうか、市場の一角で一杯やるおじさん達。
エミリア街道とモデナの街角
街のメインストリートにもなっているエミリア街道。
気分はNHKの「世界ふれあい街歩き」、旧市街をブラ歩きします。
南欧らしい営業時間。
良い感じに草臥れたベスパ。
フェラーリもランボもいなかったモデナ
大間産のマグロが大間では出回らないのと同様にでしょうか、モデナの街ではフェラーリもランボルギーニも、結局一台も見掛けませんでした。
市街地では小型車や、それより更に小さいマイクロカーも見掛けました。
また、赤い車も少数派で、白やシルバー、黒系が多いようです。
”MICROCAR”というエンブレムの付いた超小型車。
白バイはホンダのNC750。
余談
街外れに停まっていた古い大宇のマティス。
オリジナルデザインはジウジアーロでフィアットに売り込んだものの不採用。その後大宇が買い取ったものでこれも立派なイタリアンデザイン。そのせいかイタリアの街に違和感無く溶け込んで見えます。