庄野真代さんの「飛んでイスタンブール」に触発されボスポラス海峡と旧市街を書いてから日が経ってしまいました。今回はイスタンブールで訪れたモスクや宮殿の記録。学生時代に世界史もしっかり勉強しておくべきたっだと痛感します。
上記5つはこのエリア、徒歩圏内に位置しています。
アヤソフィア/Ayasofya
6世紀にキリスト教の聖堂として建立。15世紀にイスラム式に改築されたという、まさにトルコの歴史を物語るモスク。
中央部が修復中だったのは少々残念だったが千数百年前の建物。ここに限らず歴史的建造物でのこういった工事は止むを得ない。
偶像崇拝を禁じるイスラム時代になり漆喰で塗り隠された教会のモザイク画。漆喰の除去作業は現在も続いている由。
ブルーモスク/Sultanahmet Camii
読み方は「スルタンアフメト・ジャミイ」。
現在もモスクとして礼拝に使われており、男でも短パンはNG。入り口で腰に巻く布を借りて入場。
見事なモザイクやステンドグラスに圧倒されるが、内部では「ブルーモスク」と呼ばれるほどの「青」は感じなかった。
イスタンブール地下宮殿
Yerebatan Sarnıcı/イェレバタン地下貯水池。イスタンブールに水を供給していた貯水池跡。ローマ編だったか、ブラタモリでもやっていた通り都市の繁栄に水は不可欠。これを6世紀に作ったというのが凄い。
今も詳しいことは分からないという「メドゥーサの首」。
首が柱の下で向きが横や逆さになっているのは邪悪なものを地下に閉じ込めるためだというのが私の推測。
神秘的な雰囲気とひんやりした空気が独特な空間だった。
トプカプ宮殿/Topkapı Sarayı
歴代のオスマン帝国スルタンの住まいだった宮殿。
ボスポラス海峡を見渡せて実に気分が良い。
トルコアイスと渋さが効いたチャイ(紅茶)でブレーク。
ガラタ塔
金角湾を臨む高台に築かれた塔。見張り、灯台、火の見櫓、牢獄、天文台など、時代の変遷と共に色々な用途に使われたというのが面白い。
現在は上階にはレストラン、その外周は展望台になっている。
雲一つない快晴。
金角湾に掛かるガラタ橋。
前回編
次回はグランバザールやイスタンブールの街、食べ物について記します。