イタリア・モデナ街歩きの後編です。
マセラティ本社
スマホ地図で市街地の外れにMaserati S.p.a.とあるので行ってみたところ、やはりマセラティの本社でした。これでイタリアンスポーツカー御三家(?)本社巡りは一応コンプリートしました。
本社の社屋自体はこじんまりしているフェラーリ・ランボルギーニ(工場や関連施設は別として)と比較すると、こちらは高く近代的なビルもあって立派なのはマセラティには失礼ながら意外でした。
年季の入った工場が奥に見えます。
現行モデルではレヴァンテはトリノのミラフィオーリ工場で生産中、新しいMC20はこのモデナ工場で生産されます。
マセラティも安全第一。日本の工場でよく見掛けるゼロ災緑十字ボード。
ミュージアムはありませんがショールームはあります。訪れたのが日曜日で入れなかったのが残念。
塀越しにカメラを持ち上げて証拠写真を撮影する私は怪しい東洋人でありました。
尚、マセラティの公式ミュージアムはありませんが、モデナ郊外にチーズ造りで財を成した個人が運営する”Panini Motor Museum”というのがあり、中々充実した展示の模様。この時はリサーチ不足で知らなかったのが悔やまれます。まあ、次回の楽しみに取っておきましょう。
旧市街からの途中にあった、第一次大戦で亡くなったモデナの兵士を弔う”Tempio Monumentale San Giuseppe”という建物。
途中の公園にて。
エステンセ美術館 / Galleria Estense
中世にこの地域を支配していたエステ家が集めた作品が収蔵されています。
2世紀頃の彫刻。
以下、概ね観覧した順番です。絵は中世の宗教画が多いようでした。
こらこら、仲良くしなさい。
見事な珊瑚の細工。
17世紀のチェンバロ。
美術館に行くと毎回、学生時代に世界史や美術の授業をしっかり聞いておくべきだったと後悔します。
モデナで泊まったホテル・食べたもの
泊まったのはLa Stella D'Italiaという中級ホテル。エンツォ・フェラーリ博物館と同じ並びにあり徒歩すぐ、駅からは10分弱というロケーション。レートは1泊70ユーロ程でした。
フロントのお姉さんにランボルギーニへのバスでの行き方聞いたらわざわざミュージアムに電話して確認してくれたりと、とても親切で気分の良い滞在でした。
南欧のホテルは必ずと言っても良いほどビデがあります。
フェラーリの地元らしい演出もあります。
折角美食の地、ボローニャ地方に行きながら食べ物には無頓着に過ごしました。
好天に恵まれたのでとにかく暑く、早くシャワーを浴びてビールを飲みたかったので近所のテイクアウト店(トルコ人経営)でケバブやピザを、すぐ横の商店(こちらはポーランド人経営)でニシン酢漬けとビールを買い込んで一人部屋飲み。これもまた旅の楽しみであります。
次回イタリア旅行の機会があればカミサンと一緒に行き、その土地毎の食べ物も堪能します。