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ソウル在住の日本人が旅行,飛行機,くるま,鉄道,韓国生活について書いております。

【ロンドン家族旅行】大英博物館を半日で観覧|ロゼッタストーンとかミイラとか

ロンドン家族旅行の最終日、帰国便のヒースロー発は19時だったので時間を有効に使えました。後半は冷たい雨に降られることが多かったこの旅行で最後に訪れたのは大英博物館。午前10時頃に入館し14時半頃まで古今東西の文化遺産を見て回りました。

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場所

地図と公式サイトへのリンクを貼っておきます。この時はセント・パンクラス駅近くのホテルに泊まっていたので徒歩でも20分弱の距離でした。

www.britishmuseum.org

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入館料は募金しましょう

3ポンド(or 5ドル、5ユーロ)を目処に募金することが奨められています。世界のどの通貨でもOK。私は家族3人ということで10ポンド寄付しました。

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スポンサー大韓航空のオーディオガイド。これは有料でした。借りる際はパスポート等のIDを預ける必要があります。

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古代ギリシャの収蔵品

展示品にはイギリスが世界各地に植民地を持っていた時代に手に入れたものが多数あり、「泥棒博物館」という有難くない別名もあります。

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しかし、貴重な歴史遺産が失われず保存されてきたことも事実です。

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ロゼッタ・ストーン

中学英語の教科書に出てきたので日本人に人気があるのかと思いきや、世界的に超有名みたいです。ルーブルのモナ・リザほどではありませんが、一目近くで見ようという人だかりが絶えません。

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こちらはそのレプリカ。自由に触れることができます。

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古代エジプトのミイラ

ラムセス2世像。

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映画「ハムナプトラ」のように、魂を吹き込んだら恐ろしい戦力になりそうなぐらいミイラが多数展示されています。

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閉館後の夜間のこのエリアはめちゃ怖そうですね。

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ミイラ以外も含め、大英博物館では6千体以上の遺体が収蔵されているそうです。

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屈葬された遺体。
まさか故人もこんな風に展示されるとは思っても見なかったことでしょう。

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私は歴史的価値はよく分かりませんが(もちろんどれも超一級品だと思いますが)純粋に味わい深いものが多く見ていて飽きません。

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メソポタミアとか中世とか

世界史には造詣が深くないのでここからは目についたものを順不同です。

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初代ローマ皇帝・アウグストゥス。

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The Royal Game of Ur(ウルのゲーム盤)。古代メソポタミア、ウル王朝のもので世界最古のボードゲームじゃないかと言われている由。

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ポートランドの壺。古代ローマ時代のカメオグラス。

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古代キプロスの彫刻。

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こういうゆるキャラいますよね。

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キリストのモザイク。これは植民地からの略奪ではなくイギリスのドーセットで発見された4世紀頃のもの。

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金杯に見入る父子がそっくりでワロタ。

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からくり時計の船。
「下に車輪が付いており、時間になると音楽を鳴らしながらテーブルの上を動き、端に達すると大砲が鳴る仕掛けになってる」そうです。動くのを見てみたい。

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日本とか韓国とか

東洋の展示も勿論あります。

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渋い茶室とは雅であります。

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西洋人に日本の鎧兜はどう映るのでしょうね。

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韓国のオンドル書院。

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SMBCがスポンサーの貨幣ゾーンに展示されていた日本の小判。

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どうやって運んだのか、階段の吹き抜けに展示されていた巨大な仏像。

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そろそろ時間切れになってきました。1階に降ります。

イースター島のモアイ像。
左側がミュージアムショップです。

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宗像教授

この時はビッグコミック連載の「宗像教授」特別展をやっていました。

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今やMANGAは国際語です。

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麻生さんの愛読書。

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帰国の時が来ました

外に出ると相変わらずの冷たい雨。ロンドン大学の前を通ってホテルに戻り、荷物をピックアップしてヒースロー空港に向かいます。

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記事のタイムラインが前後してしまいましたが、この後ロンドンから成田へのANA便で家族揃ってビジネスクラスにアップグレードしてもらって快適に大晦日の日本へ帰国しました。


ロンドン家族旅行編は以上です。お付き合い頂きありがとうございました。この時小学5年生だった娘は今や大学生ですが、今でも家族で思い出話をする時には必ず話が出る素晴らしい旅でした。イギリスにはこの後も何度か訪れましたので追々書くつもりです。