先週のチュソク(秋月・韓国の旧盆)連休はカミさんと済州島をレンタカーで周ってきました。今回はその中での観光地と、景色に癒された”私的”絶景スポット編です。尚、済州島には昨年のチュソクに続いて2回目の訪問です。
昨年訪れた観光スポット
済州島北部
エウォル(涯月)ハンダム海岸/애월 한담해안
アワビ定食が有名な店があるので訪れたのですが景色も素敵でした。
駐車場は国道から集落に入ってすぐ右の有料パーキングをお勧めします。
海水浴場やカフェ、食べ物屋などで活気があります。
カフェの間を抜けると歩きやすい散策コースがあります。
火山島のため砂浜が少ない済州島ですが、ここは遠浅の海を眺められます。
夕陽も綺麗だそうなので次回この辺りに泊まってみます。
全体が透明のグラスボートも楽しめます。
済州島西部
水月峰(スウォルボン/수월봉)
西海岸の小高い峰から海とハルラ山を一望できます。
ハルラ山の峰も一望できます。
真っ青な海に浮かぶのは済州島最大の無人島チャギド(遮帰島/차귀도)。
キムパプでも食べながら景色を眺めると最高です。
済州島の火山群は世界自然遺産に指定されており、ここもその一つ。因みに、日韓関係は最悪の昨今ですが元々日本人観光客も多かった済州島、日本語併記の案内板が多くて助かります。
場所は済州島の西端。展望台のすぐ下に無料駐車場あり。
山房山(サンバンサン/산방산)
산장산、溶岩が盛り上がって出来た岩山は遠くからも目立ちます。北海道の昭和新山に通じるものがあります。
少し登ったところの石碑は1653年に日本に向かう途中だったオランダの商船がこの地で遭難して漂着し、その後13年にも亘って幽閉されたヘンドリック・ハメル船長を記念するもの。
淡々と事実が刻まれていますが朝鮮でハメル船長は散々な目に遭った模様。13年経って何とか日本に”脱出”してオランダに帰国後は、当時の朝鮮の状況や自分達に降り掛かった苦難について書き遺した由。
ハメル船長が乗った商船のレプリカ。
中々興味深い所でした。私が訪れた際は満潮のため閉鎖されていましたが、干潮なら山を囲む海沿いの遊歩道を歩けます。広い駐車場(無料)があります。
松岳山(ソンアクサン/송악산)
岬の方へ遊歩道を歩くと、上述の山房山と海を一望できます。
昭和の観光パンフレットにありそうなベタながらも美しい風景。
何だかキモ可愛いドルハルバン。
混雑するものの広い駐車場があり(満車でも少し待てば停められます)飲食店やコンビニ、見晴らしの良いスタバもありました。
済州島南部・西帰浦周辺
正房瀑布(ジョンバンポッポ/정방폭포)
정방폭포、”ポッポ”(폭포)は漢字で瀑布なのですが何だか日本人には可愛いと言うかちょっと間抜けにも聞こえますよね。それはさて置き、海に流れ落ちる滝を間近で見ることができ、済州島四大瀑布の一つとも言われています。
入場料は一人2000ウォン≒200円。
間近で見上げると大迫力。岩がゴロゴロしているので足場には要注意ですが滝壺のすぐ近くまで行けます。
また訪れたい場所です。午後は逆光なので次回は午前中に行きます。
場所は西帰浦(ソギポ/서귀포)市の中心から1キロ程度。広い無料駐車場完備。
済州島東部
Boromwat(ボロムワッ/보롬왓)農場
北海道の富良野・美瑛を彷彿とさせます。
インスタ映えしそうなスポット。洒落たカフェも併設されています。
入園料は3000ウォン。広い駐車場完備。
とりあえず今回のまとめ
先週の済州島旅行で訪れた主だった観光スポットを整理してみました。冒頭に書いた通り済州島へは昨年の同時期に続き2度目の訪問で、前回周りきれなかったポイントを中心に訪れてみましたが、どこも一見の価値が有ります。
地図で見ると小さな島に見える済州島ですが、広さは大阪府とほぼ同じ。標高1,947mのハルラ山を中心に雄大な景色が広がります。以前は周りの韓国人が「またジェジュ島に行ってきたよ」と言うのを聞いて「他に行くとこ無いんかい?」と心の中でツッコんでいましたが、2度訪れてみてリピーターになる理由が分かってきました。
食べ物やレンタカーでのドライブなどについては後日別記事で紹介します。