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【釜山】「草梁イバグキル」|市内を一望できる庶民の街・展望台とケーブルカー

現代モータースタジオでポニーEVを見た後は초량 이바구길/草梁(チョリャン)イバグキルに向かいます。

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このエリアは朝鮮戦争の動乱で逃れてきた人達が山の中腹に定住して築かれた集落。釜山駅からの直線距離は1キロ程度でしょうか。急な斜面に古い住宅が密集しています。

ここだ、というランドマークはありませんが、168階段モノレール上に展望台があります。我々は市バスで、更に少し上の停留所で下車しましたが眺めも良く、古い集落の長閑な雰囲気も味わえて正解でした。

山の中腹に沿って走るバスルート。

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こうしてみると、釜山が山に囲まれた都市だと実感します。

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バスの車窓から。

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水兵さんが普通に歩いていたりして、港町釜山を感じます。

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이바구길/イバクキルの”イバク”釜山地方の方言で”話し”や”物語”、”キル”は道。住人たちがここに辿り着くまでに色々とあったという意味合いのようです。

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正面に釜山大橋が見えます。

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高低差を利用して屋上を駐車場として活用している建物が多数あります。

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路駐の車も坂には慣れたもので、皆前輪を壁側に切るか輪留めをかましていました。

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このサムスン、誇らし気に(?)MTシフトパターンのステッカーを貼っています。クルマ好きの方ならお気付きでしょう。上の車は日産シルフィー、下はセフィーロをサムスン自動車がライセンス生産したもの。そう言えばサムスン(今はルノーサムスン)の工場は釜山にあります。

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やはり坂が多いためでしょうか、狭いエリアなのにバイク屋を数軒見掛けました。

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少し下ると168階段ケーブルカー(無料)と展望台があります。

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168段のタイムトライアル。

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小さなゴンドラが上がってきました。

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周辺は少しずつ観光客が増えているようで、洒落た店が数軒ありました。

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庶民的な街です。

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マートで買ったポカリスウェットで喉を潤し、引き続き階段を下ってゆきます。

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途中ケーブルカーがありますがそれは一部で登りはかなりキツそう。上の方にバスで着き、そこから下るパターンで訪れたのは正解でした。

下りきったら釜山駅前の中華街。

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酢豚でもつまみながら一杯やる誘惑にかられたものの、この日は刺身を食べます。釜山駅から地下鉄2号線で海雲台に戻りました。

今回記した「草梁イバグキル」、訪れる観光客は少ないようですが景色も良く、古き良き雰囲気が残る味わい深い場所でした。

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