出戻りで「はてなブログ」に引っ越してきて8カ月ほど経ちましたが、やはり楽しいですね。理由は色々ありますがその一つははてなブログ内のソサエティと言うかコミュニティと言いましょうか、弊ブログに足跡を残してくださった他の方のブログを見る楽しさです。
今回は「家系ラーメンマン」さんにインスパイアされて近年食べた家系の中から私も一つ記します。
麺家あくた川/京都・今出川
コロナ禍直前の2020年1月(旧正月休み)の一時帰国時、京都で大学に通ううちの娘が美味しいラーメン屋があるというので第一旭や天下一品の誘惑を振り切って訪れた次第。
店名は「芥川」ではなく「あくた川」。
これは我々は食べ終わってから12時半頃に撮った1枚。場所柄D大生で賑わいます。12時ちょっと前に行ったものの15分程待ちました。
家系の文法通り麺や味を選べます。同行した家内が「油少なめ・味薄め」などと寝言を言うのを横目に私は全て「普通」を選択。初見だと先ずはデフォルトが私の鉄則。
若い頃ならライスいきますが、この日夕食は実家の母が高級鉄板焼きに招待してくれていました。涙を飲んでラーメンに集中。じっと我慢の子であります。
最近の言葉だと「着丼」って言うんですかね。雄々しくピンと立った海苔も誇らし気に出てまいりました。
しっかりしたチャーシュー、少し泡立ったスープ。目玉オヤジサイズになって飛び込みたい。
麺の茹で加減も期待通り。証拠写真を撮って、謹んでいただきます。
撮影データによるとこの時12時15分38秒。
完食に値する一杯でありました。
時刻は12時21分54秒なので6分少々で完食。別に早食いしたわけではありません。
家系ラーメン経験はそれほど多くはありませんが関西人の舌にはややしょっぱいというイメージを持っていました。それに対し「あくた川」は関西人の好みに合わせて塩気をやや控えめにしているのかも知れません。私にはストライクゾーンど真ん中でした。
かく言う私も東京を経て愛知県暮らしが長く、平均的関西人よりはしょっぱめ好みかなと思います。しかしこちらはスープのバランスの良さやクオリティの高いチャーシュー、法蓮草、海苔、これら三種の神器のお陰か物足りなさは感じませんでした。
外にを出て娘に「ええ店教えてくれて有難う。せやけど、天一も旨いで」と言って大阪に戻りました。