インバウンドで沸いた大阪の心斎橋筋などと同様、完全にオーバーツーリズム状態だった近年の明洞。コロナ禍で様子は一転しました。
2009年5月の明洞。
近年は更に混雑していたのですが。
閉店して不動産屋の連絡先が貼られた店舗が目立ちます。
マスクを高値で売っていたっぽい痕跡が残る空き店舗。
三方が空き店舗の四つ辻。
頑張って営業している焼肉屋。
週末ともなるとまっすぐ歩けないほど混雑していた表通り。
不動産価格の高騰が続くソウル、中でも公示地価が最も高いのが明洞。コロナ禍の影響はてきめんで、家賃を払えなくなった店が次々に潰れました。他の繁華街も影響を受けていますが、弘大(ホンデ)や江南(カンナム)などはここまで極端ではありません。
一日も早くコロナ禍が収束し、「あの時はゴーストタウンだったね」と振り返る日が来ることを祈るばかりです。