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ソウル在住の日本人が旅行,飛行機,くるま,鉄道,韓国生活について書いております。

【ソウル】新吉(シンギル)駅を行き交う京釜線列車をEOS R6 Mark IIで試し撮り

漢江鉄橋を渡る列車の撮った後はメトロ1号線の新吉駅(신길/シンギル)に移動し、引き続きEOS R6 Mrak2の習熟がてら撮り鉄。結局ここでも2時間近く過ごしたので鉄分の濃い一日でした。

=前回記事=

ソウル地下鉄1号線・新吉駅

KTXも通る京釜線と地下鉄1号線の地上区間が並行して走っており、1号線のホーム端から京釜線を行き交う優等列車を撮影できます。


東仁川方面行きの急行が停まる1番線に向かいます。


ホーム東端の龍山側。


こちらよりやや低い位置を京釜線が走ります。

Korail列車を撮り鉄

先ずはRF24-240mmで撮り始めます。流石にテレ端でも遠いですね。


これもテレ端240mm。10倍ズームでこれだけ写ってくれれば十分満足できます。


何も考えずプログラムオートで撮っていたら1/250secになっていて被写体ブレ。



ここでRF100-400mmに換装。「高級感」とまではいかないものの質感は中々のもの。


ズーミングすると鏡筒がかなり伸びます。あまりカッコいいとは言えませんがガタツキなどはなく、また、ズームリングの感触も上々です。


先程とは逆、西側の永登浦(영등포/ヨンドゥンポ)方面からソウル駅に向かう急行ムグンファ号。ここからは1/800secでテレ端400mmだと絞りは解放(と言ってもf/8)ですが不満の無い解像感です。


TGV型の100000系。それにしても、韓国の鉄道車両は矢鱈と形式の桁数が多いですね。


デザインはヤマメをイメージしたという110000系、愛称はKTX-山川(サンチョン)。


2014年から電車化されたITX型のセマウル号。ワイド端100mmで撮影。


ITXと同じカラーに塗り替えた客車で運行される、非電化区間行きのセマウル号。



年季モノの電源車が連結されています。韓国は後尾に反射板を付けないんですね。


KTXなどは尾灯を点灯しています。この尾灯を点けたKTX、ターミネーター的な不気味さがあって個人的には好きです。



S字カーブ区間なので、KTXのような長編成(20両編成!)だと蛇が体をくねらせながら進むような姿を見ることができます。



S字区間でKTX同士がすれ違うところを撮りたくて2時間近く粘ってみたものの微妙にタイミングが合わず...


貨物列車との離合しか撮れなかったのは残念。またトライします。


ディーゼル機関車と電源車が続いて連結されていると通過時の爆音はかなりのもの。



電源車だけを牽いてソウル駅方面に向かうDL。電源車の運用って面倒なんでしょうね。



ここでまた24-240mmにレンズ交換。


貨物専用の8500形電気機関車が牽引するセメント輸送列車。

EOS R6 Mark IIで鉄道を撮ってみて

とりあえずAFの感想ですが、被写体認識の「乗り物」は一度経験すると手放せません。個人的には15年前にニコンD300の51点3D認識AFを使った時以来の感動で、D500導入時も153点AFには感心しましたが今回ほどではありませんでした。これはEVF上でAFポイントのシームレスな動きが見える効果もある気がします。

架線柱や信号越しでも、隣の線を走る列車が見えたところで軽くレンズを向けると前面を捉え続けるのには感心。


速度が出ていないこともあってここは余裕。実際はカーブの向こうに頭が見えたところで即座にロックオンしていました。


この日唯一AFを外したのがこの場面。逆方向を見ていて接近に気付かず、ぱっと振り向いてすぐにシャッターを切った際は流石に駄目でした。


10年前、飛行機写真も撮れるかと期待して購入したオリンパスOM-D EM-1(初代)がまだまだ動きものには使えなかったこともあり、メイン機材をミラーレスにすることには慎重だったのですが近年の進化には目を見張ります。今はオリンパス改めOMシステムもまずまず使えるという評判で、魅力的なレンズも多いので使ってみたいですね。

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