日本では今回の衆議院選挙投票日は10月31日(日)ですが韓国の在外投票は本日25日が締め切り。ということで昨日、片道30分地下鉄に乗り投票に行ってきました。
投票場所
大使館ではなく、歩いて5分程、安国(アングク)駅からすぐの日本文化広報院が投票所でした。
昭和な雰囲気がステキな文化広報院の3階建てビル。
若い警官が警備しています。
ドアを開けるとすぐにX線のセキュリティーチェック、続いて入場者名簿に住所氏名を記入、体温チェックという流れで入館します。
日本大使館は更地です
元々の大使館は建て替えのため何年も前に取り壊され今は更地。業務はすぐ北のオフィスビル借りた数フロアで行っています。日韓関係がこんな感じなので建築許可は切れたまま再申請の動きも無いと言います。
従って、自分達でも分かっているとは思いますが活動家の皆さんは更地の前で気勢を上げている訳です。ま、大使館に行く度にこんなもの見たくないのでずっと現状維持で良いんじゃないか。
今の大使館はこのビルにあります。
それでも、グーグルマップ上では律儀に更地の方が表示されます。
投票の流れ
持参するのはパスポート(切れている場合は免許証など日本の身分証明)と在外選挙人証。パスポートだけでは投票できず、また、在外選挙人証の発行には時間が掛かるので注意が必要です。
私の場合2ヵ月ちょっとで手許に届きました。
さて、投票についてです。海外で投じた票は日本を出る前に住んでいた場所の選挙管理委員会に送られるため、まず大きい黄色い封筒に選管の名前と住所と記入、それを持って事務員の所に行って選挙区と比例の票が入った二つの封筒を受け取るという流れでした。
ピンク比例、水色が選挙区。
それぞれの封筒は二重になっています。これら2つの封筒を事務員に出すと選管宛の黄色い封筒に入れられて日本に送られます。
久々に鉛筆で文字書いたぜ。
尚、現時点で在外投票に最高裁判事の国民審査は行われていません(この制度は完全に形骸化していますが)。