済州島では今回もレンタカーでのドライブを楽しみました。利用したのはロッテレンタカー。車はキアの軽自動車、モーニングでした。
済州空港でロッテレンタカーを借りる
大手としてはロッテやSK、AVIS、KTなどがあります。中小も無数にありますがキャンセルや変更時のトラブルが多発していると最近のニュースでも報じられていてお勧めしません。今回我々はロッテレンタカーを利用しました。ロッテはHeartsと提携しています。
アメリカの都市や日本の新千歳や那覇などと同様、チェジュ空港もレンタカーはターミナルビルからシャトルバスで近くのセンターに移動して借り出し・返却します。
韓国の免許を持っていれば事前にスマホから登録し、借り出しはタッチパネル端末だけで可能。
私は韓国の運転免許も持っていますが(長期在住者は日本の免許から書き換え取得可能)外国人はパスポートを見せなければならないためカウンターでの手続きでした。国際免許の場合も同様だと思います。英語も通じます。
”C-5”といった感じで駐車場所がプリントされたレシートを渡されるのでそのアルファベットを目指して行けば車が待っています。
借りたのはキア・モーニング。韓国の軽自動車です。日本の軽より一回り大きくFIAT 500に近いサイズ、排気量は1リッター。料金は保険など込みで6千円以下でした。
クルマの傷を確認して荷物を載せてシートとミラーを合わせ、ナビ(英語にも設定可能)の目的地をセットして出発です。レンタカーセンターを出るところで再度免許証の確認があります。
済州島での運転
実に気持ちの良い海沿いの道。
右側通行・左ハンドルなのでその点には注意が必要ですが、済州島は道が広くて交通量も多くなく、とても快適なドライブを楽しめます。それ以外で注意が必要かなと思う点は下記の通りです。
ラウンドアバウト(ロータリー)
ヨーロッパに多いタイプですね。郊外に出ると交差点はこのタイプが主流。
ナビが「次のロータリーの3番目出口、0時の方向」という感じでアナウンスしてくれます。間違えたら引き返せばいいので焦らず対応しましょう。
信号が赤でも右折可
アメリカなどと同様、赤信号でも安全を確認して右折します。
速度取り締まりカメラ
あちこちに設置されています。結構厳しくて10キロちょっとのオーバーでも後から連絡が来るとの話もあります。ただ、取り締まり地点の情報はナビに入っており、「前方、速度取り締まり区間」と教えてくれます。韓国でパトカーや白バイ追尾の取り締まりは見たことがありません。
高速道路のような無料の幹線国道。済州島に有料道路はありません。
ガソリンスタンド
セルフ式、スタッフ給油式両方あります。
このS/Sの場合タッチ画面は韓国語のみでした。
油種、支払方法、量を選んで給油する流れは日本と同じ。
ガソリンスタンドで使う韓国語
- ガソリンスタンド:주유소(注油所/チュユソ)
- レギュラーガソリン:휘발유(揮発油/フィバルユ)
- ハイオクガソリン:고급휘발유(高級揮発油/コグプ フィバルユ)
- 軽油:경유(軽油/キョンユ)
- 満タン:가득(カドゥク/「一杯に」の意味)・・・「가득이요~/カドゥギヨ~」と言っても良いし日本語由来の「満タン」でも通じます。
中国語の漢字語は日本語と用法が違うことも多いですが、韓国語は日本から伝わった言葉が少なくないため漢字ベースで考えて話すと通じることが結構あります。
済州島ドライブ
縦に走る赤とオレンジ色が山越えのルート。
漁村や海水浴場が点在する海沿いの道も楽しいですが、山越えのワインディングも走り応えのあるルートでした。
タイトなコーナーが連続して楽しい区間もあります。
なだらかな地形の火山島なので登りはひたすら登り、そして峠を越えると下り坂が続きます。
対面通行区間でも随所に登坂車線があります。
1100高地休憩所
車なら是非訪れたい場所、その1がここ。韓国で一番高い山が標高1947mの漢拏山(한라산/ハルラサン)。その1,100m地点にあります。
韓国らしい建物のレストハウス。
気圧のためスナック菓子袋が膨らんでいます。
湿地を散策できる遊歩道。20分程度で回れます。
9月下旬でも山の上は秋深まりつつあるといった空気でした。
어리목휴게소/御里牧(オリモク)休憩所
ここもせっかくレンタカーがあるなら訪れたい場所です。有料ですが広大な駐車場有り(2~3百円/日程度)。ここからトレッキングコースを30分程登るとハルラ山の山頂とそれに連なる稜線を見渡せます。
余談...レンタルバイク
海沿いやワインディングを走っていると久々にバイクに乗りたくなりました。で、途中海沿いのスタバ前に停まっていたバイクに貼られていたバイクショップのステッカーを頼りに検索してみました。
ジュンバイクというレンタバイク業者ですね。
www.junebike.co.kr
スクーターからビッグバイクもあり、次回は1日だけでもツーリングを楽しんでみようかと考えたりしています。