一時帰国した日本にて。久々に家族3人泊りがけで伊香保温泉に行ってきました。
上野東京ラインで高崎へ
7:46藤沢発→10:32高崎着の列車で群馬に向かいます。
ロングランなのでグリーン車を利用。51km以上でホリデー料金は800円ですが、3時間近い乗車なので値打ちはあります。
湘南発だからやはり(?)朝食はしらすおにぎり。
多摩川を渡り、埼玉鉄道博物館や熊谷の広大な貨物ターミナルを車窓に見ながら高崎へ。
昭和レトロな「パーラーレストラン モモヤ」
高崎でレンタカーを借り、先ずは前橋の中央通り商店街を訪れます。
伊香保・おもちゃと人形自動車博物館の別館。
こちらの博物館はこの旅で訪問。別記事↓にて紹介しています。
目当ては昭和レトロ的な雰囲気の洋食屋・喫茶店の「パーラーレストラン・モモヤ」。
洋食系からラーメンやチャーハン、パフェまで網羅しています。
前橋の豚肉PR企画、T1グランプリを受賞したというtontonナポリタン。
肉厚のポークソテーにチェダーチーズをトッピングし、ドミグラスソースも掛かったナポリタン。”シェフ”ではなく”コックさん”が作ったって感じの洋食らしい味が楽しい一皿でありました。
八ッ場ダム
本日は伊香保温泉に泊まりますが、折角の群馬ドライブなので草津温泉にも行ってみます。途中立ち寄った八ッ場ダムの道の駅にて。
建設の是非で散々揉めていた印象がありますが2020年3月に無事完成。流石、金が掛かってるな~という感じがします。
黄色っぽいのはコーン味。トウモロコシの風味がコーンポタージュのように遠慮なく効いた、一食の価値が有る面白い味でした。
嬬恋キャベツのアイス。
謎の果物、ポポー。
一袋買ってみたところ、ビニール袋に入っているにもかかわらずレンタカーの車内に甘~い芳香が充満しました。
味はマンゴーにも似た甘みがあって中々美味でした。
草津温泉
週末ということもあって少々並んで車を停め、湯畑を見に行きます。
硫黄の匂いと湯気を浴びながら歩くだけでも効能がありそうな気がします。
柵に刻まれた来訪者の名前が多様で面白い。与謝野夫妻や地元群馬の田山花袋の名もあれば...
スカイラインの父、櫻井眞一郎さんの名前もありました。隣は群馬が地元の平成おじさんでドリル元大臣のお父さん。
温泉饅頭を食べ、周囲を散策して伊香保に向かいます。
伊香保温泉
17時前にホテルにチェックインし、荷物を置いて夕暮れの温泉街を歩いたり石段を見に行ったりします。
山形の山寺、香川の金昆羅と並んで日本三大「名段」なのだそう。色々な日本三大があるものですな。確かに、夕暮れ時の雰囲気は幻想的と言えるものでした。
下には温泉が流れています。
宿は娘が予約してくれた「塚越屋七兵衛」。会社の健保が契約しているご利益に与ってビジホ+αレベルの安値で泊まれました。
公式サイトの風呂の写真。空気に触れた鉄分が酸化して独特の褐色になるそう。
食事は部屋食ではなく広間ですが、パーテーションで区切られているのでゆっくりできました。固形燃料で焼く肉など、内容は典型的な温泉宿と言った感じ。
こちらは朝食。麺は群馬名物の「おっきりこみ」と言うらしいのですが、野菜の深い旨味と自然な甘味、ほうとうのような麺が美味でした。
夕食後はゆっくり温泉に浸かったり卓球をしたりしてから熟睡。家族3人川の字で寝るのは何年振りだっただろうか。
水沢うどん・大澤屋
翌日午前中は温泉街から車で15分程走って「おもちゃと人形自動車博物館」を訪問後、高崎へ向かう途中で名物水沢うどんの老舗、大澤屋で昼食にします。
レンタカーのヤリスはコンパクトカーらしくキビキビ走る良い車でした。
拙者、恥ずかしながら水沢うどんは岩手県の水沢だとこの日まで思い込んでおりました。
岡本太郎さんお気に入りの店だったそうで作品が飾られています。
観光地の老舗ながら基本のざるうどんは825円と良心的な価格設定。我々は舞茸天ぷらをシェアして食べました。
つやつやの麺は見た目通りの滑らかさ、舞茸天もサクサクで申し分の無い揚げ加減でした。
この水沢うどん、讃岐、稲庭と並び日本三大うどんを称していますが、氷見や五島、名古屋きしめんも「我こそは」と言っているそうで、こういった○○三大って言ったもん勝ち的な部分がありますね。