バンクーバー旅行記7回目、今回が最後です。3日目はノースバンクーバーの渓谷に架かる吊り橋、Capilano Suspension Bridgeを訪れました。
<前回編>
キャピラノ吊り橋 / Capilano Suspension Bridge
その名の通りキャピラノ川に架かる吊り橋で、川面からの高さは約70m。入場料は一人CAN$50ドル以上と中々の金額ですが、橋自体だけでなく周辺の自然林やClif Walkと称する空中歩道など、それなりに価値はあると感じました。
チケットはHPからでも現地購入でも同価格でした。
ダウンタウンから無料シャトルバスでキャピラノへ
朝ホテルを出てシャトル乗り場に行こうと歩いていたらデロリアンに遭遇。朝日に輝くステンレスのボディーに痺れます。
トラム風のシャトルバス。West Georgia St.の図書館前など、ダウンタウンの数箇所からから概ね15分おきに運行されています。シーバスでノースバンクーバーに渡り、市バスの246番で行くルートもあります。
ライオンズゲートブリッジを渡ってダウンタウンからノースバンクーバーへ。
吊り橋
早速吊り橋に向かいましょう。
拙者、高い所は苦手な方で、吉野の谷瀬の吊り橋は寿命が縮む思いでしたが、ここキャピラノは床板が橋の幅に亘って張られているお陰か、何とか家内の前で醜態を見せることなく渡ることができました(汗...)
眼下を流れるキャピラノ川。
橋を渡った先の原生林ではガイドの兄ちゃんが色々と説明してくれます。
写真左のナメクジはBanana Slug=バナナナメクジ。大きいものは体長25cmにもなるそうで、吊り橋とは違う怖さがあります。
短い吊り橋で結ばれた遊歩道。
地上90メートルのクリフ・ウォーク / Clif Walk
高さ90メートルはマンションだと30階に相当するそうで、吊り橋のような揺れは無いものの足元の狭さも相俟ってこれもかなりのスリルでありました...
所々ガラスやスリットになっています。
ギフトショップにて。
Restaurant "Cardero's"でシーフードを味わう
バンクーバー最終日の夜はちょっと奮発してダウンタウン北側の"Cardero's"という洒落たシーフードレストランで夕食を楽しみます。
地元グランビルアイランドのクラフトビールで乾杯!
アペタイザーは家内の好物、ムール貝のワイン蒸し。
窓の外はヨットハーバー。料理は期待以上でも以下でもなくまずまずでしたが、ゆったりとした時間が流れる空間で贅沢なひと時でした。
ラバットとモルソン
ホテルに戻ってシャワーを浴び、バンクーバー最後の夜はカナディアンビール2大ブランドであるラバットとモルソンを飲みます。留学時代は夜な夜なこのどちらかを飲みながら語学学校の宿題をやったり、勉強のために英語で日記を書いたりしていたものでした。
私はラバットの方が何となく口にあったことと(味は大差ありません)、F1で贔屓だったマンセルが乗っていたウィリアムズのスポンサーだったこともあって愛飲していました(モルソンもカナダGPのタイトルスポンサーですが)。
ウィリアムズFW14B/イギリス・ドニントンのF1コレクションにて。
以上、我々夫婦が90年代に留学していたバンクーバーを久々に訪れた記録でした。
この翌日はシアトルに移動し、ボーイングの工場見学をしたりスタバ1号店を訪れたりしました。それについてはまた日を改めて記すことにします。