バンクーバー2日目も朝から晴天。先ずはバンクーバーの展望台として定番のハーバーセンターを訪れます。
<前回編>
Vancouver Lookout
ダウンタウン北側、West Hastings St.沿いのオフィスビルの上が円形の展望台になっています。近くには日本領事館があり、私も留学時代に在留届を出しに行った記憶があります。
展望台の更に上階には1960~70年代に流行した回転式レストランもあります。ニューオータニの展望レストランには戦艦大和の技術が応用されたと聞いたことがありますが、どんなベアリングが使われるのかなど興味が湧きます。
その場でチケットを購入し、エレベーターで展望台に上がります。チケットは公式サイトからでもその場購入でも値段は同じ。同日中なら再入場可能です。
左側がバンクーバーのランドマーク、カナダプレイス。
手前はダウンタウンとノースバンクーバーを結ぶ水上交通のシーバスのターミナル。これについては次回編で紹介します。
右手奥の緑はスタンレーパーク。
更に向こうがノースバンクーバーに繋がるライオンズゲートブリッジ。
バンクーバーはカナダでは最大、北米でも屈指の貿易港という港湾都市の側面もあります。
BC州の州都ビクトリアとを結ぶ水上飛行機。
反対の南東のダウンタウン側。
奥の白いスタジアムはバンクーバー五輪のメインスタジアムだったBCプレイス。
世界の摩天楼に比べるとハーバーセンターは高さ146mと可愛いものですが、例えばトロントのCNタワーのように一棟だけ突出して高いとグーグルアースを見ているのと余り変わり映えせず、むしろある程度近くの建物との高低差が近い方が見栄えするように個人的には思います。
NYのエンパイアステートビルは、周辺のビルも負けず劣らず高いことも魅力の一つと感じます。
Gastownのレトロな街並み
バンクーバー発祥の地とされるGastown。景観地区として古い町並みが保存されています。
名前の由来となったGassy Jackの像。以下、Wikipediaでの解説からの抜粋です。
『地名は1867年に初めてこの地域に酒場を開いたイギリス人の蒸気船船長"ギャシー"・ジャック・デイトン (John Deighton) を由来とする。ちなみにGassyはニックネームで「ほら吹き」という意味である。 』
何とも可笑しいニックネームです。日本では大政奉還の年、太平洋を隔てたバンクーバーでも時代を口八丁で精一杯生きていたオッサンがいたことに、それはそれでロマンを感じます。
ハーバーセンター展望台からの夜景
同日中は再入場可能なので夜景を見に夕食後再訪しました。
日の長い夏のバンクーバーですが、この時間になると刻々と日が暮れてゆきます。
BCプレイスでは何やらイベントが行われていました。
スタンレーパークのある北西側。
どっぷり日が暮れたのは21時過ぎでした。
ライオンズゲートブリッジの夜間ライトアップ。
Granville St.沿いに歩き、ホテルに戻ります。
>次編に続きます>