梅雨の合間に青空が覗いた週末の午後、EOS R6 Mark IIで何かそれらしいものを撮りたくてソウル植物園を訪れました。
ソウル植物園
ソウル市西部の金浦空港に近いロケーション。最寄り駅は地下鉄5号線と空港鉄道が乗り入れる麻谷(マゴク)ナル駅。
駅からの連絡通路を通って植物園へ。
立派なビジターセンター。


円形の温室とその周辺以外は無料で入れます。
梅雨らしいを超えて異常気象的に雨が降る今年の韓国、久々の青空と緑が眩く感じます。
近年再開発されたこのエリア、その際に誘致されたハイテク系企業のビルが植物園周辺に建ち並んでいます。
東レの先端素材研究センター。
ロサンゼルス空港の管制塔にも通じる雰囲気の温室。


大人5千ウォン/人の入場券を購入して温室へ。
「仏作って魂入れず」的に、施設は立派でも管理レベルが低い施設も少なくない韓国ですが、ここは手入れが行き届いています。
さすが熱帯の植物を育てているだけあって暑い。最初はRF24-240mmレンズのボケの感じなども確認したくて撮っていたものの、途中から段々撮り方が適当になっていました。






滝があったので...
手持ち1/6secで撮影。イマイチ雰囲気は出せなかったものの、手振れ補正の強力さは確認できました。
池には熱帯魚が泳いでいます。
そろそろ暑さが限界なので、茎の赤い植物を見て温室を出ます。
野菜包みご飯「サムパプ」を食べる
沢山の植物を見た後は(笑)葉物野菜で具材やご飯、薬味を包んで食べる쌈밥/サムパプを食べることにします。
5号線と2号線が交わる永登山区庁駅から少し歩いたところにある「시골쌈밥/シゴルサムパプ」、直訳すると「田舎包みご飯」という店の評価が良いので行ってみます。
近年改装したようで中々綺麗な店内。
注文したのは1番のアヒル+サムギョプサル+巻貝+釜飯のセット。
改めて見返すと、肉と巻貝以外は全て野菜ですね。
巻貝の味噌和え。
サンチュやエゴマの葉など。
さっき見た熱帯植物がフラッシュバックする적근대/チョックンデという葉。
こういったものと薬味味噌を巻いて食べます。尖った緑の葉はセロリの一種でしょうか、独特の清涼感があります。
これがマッコリによく合います。
10分程すると小ぶりの釜で炊いたご飯が一人一つ出てきます。


ご飯は別の器に移して肉などと野菜巻いて食べ、空いた釜には湯を注いで蓋をしておき、お焦げをふやかします。


最後はこれでさっぱりと〆ます。
食後は腹ごなしに2駅分歩いて帰宅。緑を見てから緑を食べた健康的な一日でありました。