前回に続き静浜基地航空祭での飛行展示です。
外来機のフライト ...F-2とF-15
F-2
岐阜基地から飛来した元XF-2。試作4号機だったかな。
量産タイプとは異なり機体下面が白く塗られています。
ベイパーに陽が当たって虹色に光っています。
翼端からプカプカと丸いベイパーを曳きながら帰投。
F-15
増槽を3本ぶら下げて小松から旅装束での飛来。
昨年の浜松では会場のファン一同「何かあったの...?」といった感じの元気の無いフライトだったF-15でしたが、この日はいつも通りの力強い飛行を魅せてくれました。
タッチ&ゴーの実演。接地はしませんでした。
約15分の飛行でした。A/Bガンガン焚きながら低空での機動飛行、燃料は増槽1本分位は(or それ以上)使ったのでしょうか。
外来機のフライト ...C-130とUH-60
C-130
小牧からやってきたイラク派遣仕様のC-130スカイブルー。
そうこうしている中、T-7が次々に離陸。
UH-60
離陸したT-7が隊形を整えている間に救難デモを披露してくれました。
救難ポイントの目印としてピンクの発煙筒が焚かれます。
地上の草が思い切り舞い上がります。
T-7大編隊
10機による大編隊。先ずはオーソドックスなデルタ隊形。
この時間帯だけ空に雲が広がったのは残念でした。
地元、焼津漁港に因んだマグロ形の隊形。
そしてハイライトは富士山形隊形。見事です。
ひらり、ひらりと離脱して着陸に向かいます。
~~ 昼休み ~~
可愛く三色そぼろ弁当を食べる私です。
午後のフライト
航空祭の中には午前・午後フライトの間が2時間近く空いてしまう所もありますが、静浜は1時間も空けずに午後のフライトが始まります。
「警部」が操縦する静岡県警のヘリ
昼一に飛んだのは静岡県警のヘリ。イタリアのアグスタ製だそうです。今は資本関係は無いようですが、「アグスタ」と言えば一世を風靡したスポーツバイク、MVアグスタと同じ源流のメーカーですな。
会場のアナウンスで紹介されたパイロットが"○○一等空尉"などではなく"○○警部"というのが新鮮です。
このヘリは静浜基地に隣接するヘリポートをベースにしています。
T-7の展示飛行
初等練習機なので迫力はありませんが、昼飯の後広がった青空を軽快に飛び回るT-7を眺めるのは優雅なひと時でした。