パリ3日目の午後、この日は20時過ぎの寝台列車でバルセロナに向かいます。その時間までサン・マルタン運河、モンマルトルの丘、モンパルナス界隈を回りました。
<前回編>
サン・マルタン運河
特にランドマーク的なものは無いのですが、以前出張で近くのホテルに泊まって朝の散歩的に歩いた際、落ち着いた雰囲気が気に入った場所で、映画「アメリ」で主人公が石切り遊びをするシーンの場所でもあります。
小腹が空いたので歩く前にマクドに入ります。考えてみるとフランスでマクドに入るのは初めてでした。
流石はフランス、スタバにありそうなスイーツやマカロン、カヌレなども置いているのはフランスならではでしょうか。
この界隈は裕福だけど贅沢な生活は好まない「BOBO(ブルジョワ・ボヘミアン)」と呼ばれる層が多く暮らしているそうで、言われてみれば客層にもそういった雰囲気が感じられます。
ここで食べたシザーサラダは中々美味でした。
娘はハッピーセット。バナナゼリーは微妙な味だったそう。
一息入れたところで運河沿いをのんびり歩きます。
運河として現役で、閘門があったり、信号も稼働しています。
運河の水はセーヌ川に合流するそうですが、異臭などはしないものの泳ごうとは思わない見た目ですね。
19世紀の俳優、フレデリック・ルメートルの胸像。
運河沿いの小綺麗なアパート。
街中のガソリンスタンド。
パリ式ベタ付け駐車。
ピニンファリーナのデザインが優美なプジョー・406クーペ。
モンマルトルの丘・サクレ・クール寺院
またメトロに乗ってモンマルトルに向かいます。
サクレクール寺院に向かう道は清水寺周辺の雰囲気と似ている気がします。
普仏戦争とパリ・コミューンの犠牲者を慰霊するために建てられたというサクレ・クール寺院。寺院内は撮影NGでした。
ここでやっと晴れ間が覗く空模様になってきました。この4時間後にはパリを離れるのですが...
モンマルトルはパリで最も高い丘のため、寺院前のテラスからはパリ市街のパノラマ風景を見渡せます。
日本だと関西空港ターミナルビルを設計した建築家、レンゾ・ピアノが手掛けたポンピドゥー・センター。
ここからは周辺を少し歩いてから寺院裏側を降りてゆきます。
ついクルマに目が行ってしまいます。シトロエン・XM。
フランスでも見掛けることが少なくなってきたルノー・シュペール5とプジョー・504。小生、シュペール5には3年程乗っていたことがあるので見掛ける度に写真に収めてしまいます。
閑話休題。そろそろホテルに預けた荷物をピックアップすべく、丘を下ってモンパルナスに向かいます。
モンパルナス
パリ市内では珍しい近代高層ビル、モンパルナスタワー。
周辺は下町っぽい雰囲気でした。
ODESSAというカフェでパリ最後の休息。
既に17時を回っているので一杯飲みたいところですがこの後列車に乗るので我慢し、私はトニックウォーターを、家内は洋梨のフレッシュジュースにします。
娘はアプリコットのシャーベットなどという洒落たものを食べておりました。
以上がリフレッシュ休暇で訪れたパリ家族旅行の記録です。この後ホテルで荷物をピックアップしてオステルリッツ駅へ。今は廃止されてしまった寝台列車「エリプソス」でバルセロナを訪れました。
寝台列車の旅については以前別記事にて紹介しています。