一時帰国で帰省した千里中央にて。閉鎖後もそのままになっている千里セルシーの開業は1972年。今の感覚からすると千里ニュータウンのど真ん中で贅沢なスペースの使い方に見えます。
BTSも氷川きよしもライブを行った千里セルシー
ステージもそのまま残っていました。
閉鎖前に展示されていたBTS来場記念のサイン。律儀に「防弾少年団さん 2014.6.8ご来店」と添えられているのが微笑ましい。
この他、E-girlsや...
きゃりーぱみゅぱみゅさん、
氷川きよしさんのサインもあり、顔ぶれの多様さに感心したものでした。
今回は千里中央に帰省するとよく訪れる店を2店紹介します。
そば・うどん『千里庵』
千中パル3階にある人気店で、昼時には待つこともあります。
蕎麦、うどんに丼物がメインの店ですがちゃんぽんもあります。ってか、一番人気はちゃんぽんじゃないかな。
今回私は関西らしいものが食べたくて「にしん蕎麦」を注文。
関西式の薄味出汁に溶け出すにしん甘露煮の風味を堪能。ただ、長年通いながらここの暖かい蕎麦は初めてでしたが、蕎麦の麺はちょっと柔らか過ぎかな。
娘と家内は夫々ちゃんぽん普通サイズとミニを注文。普通サイズだとかなりのボリュームで、天下一品こってり大を難なく平らげる食べる私でも満腹になります。長崎の白濁したスープではなく和風出汁ベースに野菜の甘味、豚肉やイカの旨味が溶け込んだ独特のもので、時々無性に食べたくなる味であります。
こちらはミニ。都合により5年ほど前の写真です。カットマシンを導入したのかネギが微妙に違いますね。ミニといっても十分なボリュームです。
この店で楽しいのが兵庫県出石町の名物、出石皿蕎麦。
とろろ、生卵、大根おろし入れたつゆでズルズル・ドロドロ感を楽しみつつ、途中で薬味で味変しながら蕎麦を啜るのが醍醐味。最後は蕎麦湯で味わい尽くします。
焼き肉『食道園』
現在は焼き肉発祥の国である韓国に住んでいる我々夫婦ですが、独自の進化を遂げた日本の焼き肉はまた違う旨さがあります。
日本の食品サンプルって良く出来てるなあ。
17時のディナータイム開店と同時に入店。掘りごたつ式の個室もあります。
やや酸味のあるたっぷりのタレに浸けながら食べるのが食堂園の特徴。
韓国では極く一部の店でしか無い牛タン焼き。旨いのになぁ。韓国の牛タンはどこに行っているのだろう？と常々カミサンと不思議がっています。
センマイ刺しやミノ焼き（これも美味）も食べましたが、迂闊にも写真を撮っていませんでした。
余談：フェアレディZ32に遭遇
実家近くに停まっていたZ32フェアレディ。1989年（平成元年！）登場とは思えない洗練されたデザイン。この頃こそ良くも悪くも「やっちゃえNISSAN」でした。オリジナルのホイールや、恐らくリペイントしていない塗装にオーナーの愛情を感じます。
そこそこ裕福な層も住むこのエリア、良い感じに草臥れたカプチーノや、MTしか輸入されかったので日本では全く売れなかったフォードKaがガレージに収まっている姿を見掛けたこともあります。
