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2012年夏・紀勢本線 青春18きっぷ乗り鉄の記録(1)名古屋~新宮

丁度10年前の2012年盆休み、大阪への帰省の際に紀勢本線の乗り鉄を楽しんだ記録。名古屋→新宮で一泊→大阪というルートでした。

名古屋→多気

駅弁を買い込んで、先ずは名古屋 7:49発→多気 9:08着の快速みえに乗車します。




快速みえの車内。念のため前日に指定席券を買っていました。



こちらは乗り鉄を楽しむ夏。あちらは釣堀に糸を垂らす夏。お互いゆったりした時間を楽しんでますな。


木曽川、長良川を越えると桑名に到着。



桑名を発車するとフェンスの向こうに三岐鉄道のナローゲージが見えます。


これは別の機会に訪れた際のものですが、ここでは近鉄の標準軌、JRの狭軌、そしてナローゲージを見ることができます。


車窓に戻りましょう。隕石が突入したかのような廃屋。


四日市のコンビナート。


四日市を過ぎると快速みえは伊勢鉄道線に乗り入れます。ここはJRとは別料金なので車内で490円/人を払います。快速みえ指定券と合わせると丁度1,000円/人の追加料金ということになります。


鈴鹿駅の手前で近鉄鈴鹿線の上をパス。


鳥羽に行く観光客で混んでいるのかなと思っていましたが車内は空いていました。


定刻の9:08、多気に到着。



まだJR東海でもキハ40系が活躍していた時代でした。


どんよりと曇った空と相俟って寂しい雰囲気だった多気駅前。

多気→紀伊長島

ここからは9:43発の新宮行きに乗車。新宮着は13:45なので中々のロングラン普通列車であります。


客の4割程度は18キッパーでした。すばしっこい鉄ちゃん達との競争に敗れ、残念ながら海側の席は取れず。


この辺りは伊勢茶の産地、発車して暫くすると茶畑が広がります。


大台町辺りの山地区間。



山を越えて紀伊長島に到着。ここでは30分以上停車。


紀伊長島→熊野市

11:20頃、再び新宮に向けて発車します。



紀伊長島を出発すると妙に立派な高架区間もありました。


ここらでランチタイム。カミさんは可愛い稲荷弁当。

私は煮物中心の弁当。ディーゼルの音をBGMにのんびりと車窓を楽しみながら弁当を味わう、至福の時間であります。


南下するにつれて断続的に海が見えるようになってきました。



すっきりしない空模様が残念でしたが、トンネルや海岸線など、紀伊半島らしい景色が続きます。


熊野市に到着。ここでまた30分程停車。




特産の那智黒石。碁石や硯に使われる由。


名古屋行きの特急南紀。

熊野市→新宮

列車は終点の新宮に向けてラストスパート。


部活帰りでしょうか、特等席で昼寝する高校生。


熊野川を渡ると三重県から和歌山県に入ります。



左手に見えるのは紀州製紙の工場。


JR東海と西日本の境界、新宮に到着。


昔の旅人はここで顔を洗ったりしたのでしょうね。


くろしおでは381系が現役でした。


何だかシュールなパンダシート。


更に乗り継いで大阪まで行くこともできますが、本日はここ新宮で一泊します。

新宮街歩き編に続きます。

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