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【韓国乗り鉄】在来線でソウル~益山~木浦へ(京釜線・湖南線)|ITXセマウル号とITXマウム号

少しずつKorail/韓国鉄道公社線に乗り続けてきた中で、主要路線では未乗だった慶全線の順天~光州に乗りに行ってきました。紫色部分が今回の目的区間、ピンク色は既乗路線。尚、日本海側を縦断する東海線が来月開通を予定しており、こちらも季節が良くなったら乗りに行ってきます。

今回の予定

初日は木浦まで行って1泊し、2日目に今回の目的である広州~順天間を乗って最後はKTXでソウル南のターミナルである光明から帰宅という予定。南端の木浦まで行かず光州泊でも良かったものの、市内は光州事件民主化運動の記念館といった日本人にはピンと来ないものぐらいしか無さそうなので足を延ばすことにします。

京釜線/ソウル 龍山~西大田

先ずはこの区間です。直通のKTXや在来線特急のITXもありますが敢えて在来線に乗って益山で一旦下車、昼食の後に木浦へ向かいます。


朝の龍山駅にて。


PP式気動車セマウル号を置き換えた210000系電車。


こちらは往年の気動車セマウル号。2008年撮影。


コーヒーとツナマヨおにぎりを購入して乗車。


龍山では空席が多かったものの、次の永登浦からかなりの人数が乗車してきました。


電鉄線(メトロ1号線)と並走しながら漢江を渡ります。



九老で仁川方面と分岐して南下、ここまではKTXも同じ線路でしたが衿川区庁駅を過ぎた辺りでKTXは地下に入り、以降は高速専用線を走ります。


水原周辺は先週の大雪が残っていました。


三星電子の巨大な半導体工場。平沢にて。


メトロ1号線の乗り入れはここ天安まで、以南はセマウル号やムグンファ号と貨物列車のみの運行となります。また、乗客の半分以上はここまでの水原、平沢で下車してゆきました。


所々でKTX高架線と交差しながら南下。こちらの在来線でも区間によっては150km/h近い速度で走ります。

湖南線/西大田~益山

出発から1時間40分程で大田に差し掛かります。釜山への京釜線は大田駅を経由しますが、こちら木浦方面への列車は分岐を経て南西の湖南線に入り西大田に停車します。



木浦と麗水からのITXとのすれ違い。西大田にて。


西大田から暫くはカーブとトンネルが続きます。


論山にて。廃車された旧セマウル号車両が文化施設として再利用されているようです。


論山を過ぎたところで高速線を激走するKTXを撮影。車両長は新幹線よりは短いものの20両の長大編成です。


KTX線と合流し、益山に到着。


益山にて

次の列車までは1時間程あるので駅周辺を少し歩き、昼食を食べます。


この地の昔話に因んだという龍のゆるキャラ。





結局、駅1階の麺屋で日本式のうどんを食べました。

小麦粉の袋が山積みされていたので自家製麺の模様。また、スープは煮干しが効いて中々の味でした。

益山~木浦

ここからは12:34発のITXマウムで木浦に向かいます。ソウル龍山から併結運行だった12:37発の麗水エキスポ行きはここで切り離されます。


チケットにも麗水行きとの乗り間違い注意が出ていました。


湖南線、湖南高速線、全羅線、長項線が交差するため隣駅が複数表記されています。


車両は2023年登場の220000系。


都市交通以外のホームは大半が低いため、格納式のステップで乗降します。


標準軌の車幅で4人掛けなので中々ゆったりしています。


長閑な景色の中を最高150km/hで快走します。


各地で再利用されている旧セマウル号の客車。ステンレス製なので重宝されているのでしょう。


益山から1時間半程で木浦に到着。



>木浦の街歩き編に続きます。

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