主要観光地巡りに続いてはリスボン屈指の人気シーフードレストランで早めの夕食。そしてケーブルカーに乗りに行きます。

- シーフードレストラン『ラミロ/Cervejaria Ramiro』
- グロリア線のケーブルカー
- 『消臭力の丘』サン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台/Miradouro de São Pedro de Alcântara
- ビッカ線のケーブルカー
- テージョ川の夕暮れ
- 宿はAirbnb
<前回編>
シーフードレストラン『ラミロ/Cervejaria Ramiro』
蟹の素朴なイラストが迎えてくれます。

人気店なので旅行前に公式サイト(英語有り)から娘が予約してくれました。

我々は17時に入店。やはりすぐ満席になりました。

外の見える良い席でした。

始めにバターを塗ったポルトガルの定番パンがドンと出てきます。

SAGRES/サグレスというポルトガルでシェアNo.1ビールで乾杯。さっぱりしていながらホップ感はしっかり。この日はよく歩いたのでとりわけ旨く感じます。

流石はシーフードレストランの老舗と感じさせるクオリティの生牡蠣。


海鮮系ばかりだと単調かと生ハムも注文。「原木」から削り出されています。

貝類と甲殻類は是非食べるべきという事前情報に従ってマテ貝のニンニク蒸し。鍋にどっさり供されます。

火の入れ方が絶妙でプリプリの食感。汁もパンに浸けて余すことなく楽しみます。

甲殻類は”Scarlet Shrimp”という美しい名前の海老を食べます。

このデカさ(笑)


デカくても大味ではなく身は濃い旨味、海老味噌もしっかり入っています。どれも実に美味でパンが「汁スポンジ」として大活躍でした。


グロリア線のケーブルカー
夕食を食べ終えたのは19時頃、まだまだ明るいので少し街を歩いてリスボンのランドマークの一つ、ケーブルカーに乗りに行きます。

馬蹄形のエントランスが目を惹くロシオ駅。

石畳職人を讃えるモニュメント。

※本年9月3日、この路線で事故が発生し16人の尊い命が失われました。犠牲者の方々に謹んで哀悼の意を表します。

映像で見たことはありましたが、実際に見ると、凄い傾斜を行き来していることに驚きます。

一般的なケーブルカーとは違い車両側のモーターで駆動されている由。



木造が味わい深い車内。



乗車時間は2分程度。車両の床は傾斜に合わせてほぼ水平に作られており、それが坂をぐいぐい登っていくのは不思議な感覚でした。


『消臭力の丘』サン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台/Miradouro de São Pedro de Alcântara
ケーブルカーを下りた先に、少年ミゲル君が「消~臭~力~」と歌っていたCMのロケ地があります。なるほど、確かにこんな景色を背景に歌ってたな。

噴水のある綺麗な公園です。



向こうの丘に見えるのはサン・ジョルジェ城。


左手の北側にはリスボン空港に降りてゆく飛行機が見えます。


ビッカ線のケーブルカー
20時を過ぎると流石に日が傾いてきました。ヨーロッパらしい建物の谷間のような道を歩き、もう一つのケーブルカー、ビッカ線に乗りに行きます。

ファミリー、もとい、ファミリアマート。


賢そうな犬です。

1892年に開業したビッカ線。

テージョ川を背景に、下町風情が漂う通りを行き交うケーブルカーは、まさに外国人観光客の私が思うリスボンの風景でした。




これも木造のレトロな車内。

客室の写真は撮りそびれました。先程のグロリア線とは違って座席はボックス席が傾斜に合わせて階段状に配置されています。

麓側の駅にて。

到着するとドアが閉められ、知らなければここに駅があるとは気付かなさそうなのが面白い。


テージョ川の夕暮れ
この日の最後はテージョ川の夜景を見に行きます。

場所は大体この辺り。
1755年のリスボン大地震以前は宮殿があったコメルシオ広場。

広場から道を渡った川沿いで夕景を見ます。

対岸のクリスト・レイ像。かなりトリミングしてます。


21:30過ぎてBoltアプリで車を呼んで宿に帰ります。

宿はAirbnb
リスボン編の最後は泊まったAirbnbについても書き留めます。

このアパート街の一角です。

事前にメッセージで知らされていたナンバーで解錠して部屋に入るタイプでした。


部屋からの眺め。

バスルーム、共用スペースなど。洗濯機は無料、干場も有って助かりました。




>次編に続きます。リスボンの次はポルトを訪れます。