オルリーへコンコルド保存機を見に行った際にTransavia(トランサヴィア)航空というLCCに乗った記録です。LCCは極力避けるようにしているのですが、プラハからパリ・オルリー空港への直行便はこれしかなく消極的選択で乗った次第。結論としては特に問題ありませんでした。

プラハ~パリ・オルリー/TO4399便
ハンドバゲージだけの一番安いBasicだと70ユーロ以下もありましたが、20kg程のスーツケースがあったりしたので奮発して一番高い205ユーロのMaxで予約しました。これ以外に予約変更の可否や優先搭乗、荷物のサイズに応じてSmartとPlusと、4つの料金クラスがあります。

プラハ空港にて。




Maxで予約していても優先チェックインなどはありません。

無事チェックインして中に入ります。

チェコビールのレストラン。

1930年代のシュコダ・ラピッドが展示されています。シュコダもタトラも高い技術力を誇ったメーカーで、もしチェコが共産圏に取り込まれていなければ大きな存在になっていたのかも知れません。





時間があるのでZ5IIのレンズを28-400mmに替えて窓越しにスポッティングを少々楽しみます。


私が乗るトランサヴィアの737-800。概ねオンタイムに到着したようで一安心。

やはり凄い存在感、エミレーツのA380。

仁川から到着したアシアナA350がA380の出発を見送ります。


定刻の30分前になりゲートオープン。

優先搭乗で一番乗りします。

シートはCIカラーの緑の革張り。丸いエンボスも入ったガチャピンっぽいテイスト。Maxの恩恵で最前列です。

プラハを離陸し、長閑な田園風景を眼下に高度を上げます。


機内食は全て有料でミネラルウォーターや缶コーラでも3.5ユーロしますがターミナルで買っても似たような価格。精々2時間程のフライトなので必要を感じません。


エッフェル塔を遠くに見ながらオルリーに着陸。

定刻の19:20に対し19:10には降機していました。

欧州はスモーカーに寛容な所が多く、オルリーでもターンテーブルの横に喫煙室があります。


予定通りパリに到着して翌日はエッフェル塔とコンコルドを見に行った次第。
パリ・オルリー~リスボン/TO7664便

コンコルドを見た後はホテルに預けていたスーツケースをピックアップしてオルリーからリスボンに向かいます。ここではスタアラメンバーのTAPポルトガル航空もフライトがあるものの600ユーロ以上のハイシーズンぼったくり料金だったため、再びトランサヴィアに乗ります。Maxの料金は302ユーロでした。

トランサヴィアはエールフランス-KLMグループということもあってオルリーをハブの一つとしており、多数の自動チェックイン機が並んでいます。列はどんどん進んでスムーズにチェックインできました。

CDG空港開港までパリの玄関口だっただけあって免税店なども充実しています。





バゲットサンドイッチで小腹を満たします。


制限エリアにも喫煙コーナーがあります。

定刻20:50の30分前に搭乗。


このフライトも席はガチャピンシートの最前列。

うぉっ、犬が乗ってきた。
介助犬のようで、フライト中はずっと行儀良く座っていました。


ポルトガル上空で日没を見ることができました。

リスボン市街地の夜景を見ながら降下します。

リスボンでは沖留めでした。

Maxだと荷物は優先扱いになります。
介助犬君と一緒にターンテーブルで荷物を受け取ります。


降機から30分程でメトロに乗っていたのは順調だった言えましょう。


「トランサヴィア」でググるとボロカス言っている口コミも出てきますが、私の場合は2回のフライト共に特に不自由・不愉快なことなどなく問題ありませんでした。
>リスボン編に続きます。