2泊3日で訪れた水安堡温泉、雪に降られた2日目と3日目は温泉の近場で過ごしました。

<前回編>
滑玉洞窟
天気が許せば軽くトレッキングに行こうと思っていましたが生憎の雪。元々鉱山だった坑道を見られるという滑玉洞窟(활옥동굴/ファロクドングル)に行ってみます。


入場料は大人一般1万ウォンでした。



工業材料やベビーパウダーにも使われる滑石(タルク)採掘鉱山だったもので元々は日本統治時代に竹下篤次郎氏が事業化。長さ57km、深さ711mに広がる坑道は東洋最大の規模を誇った由。





個人的にはスパークプラグの絶縁碍子と電極間のシールに粉末滑石が使われていると聞いて感心した記憶があります。



採掘は2019年まで続いていたそう。近年まで現役だった産業遺産です。

売りの一つがこういったLEDライトアップなのですが何だか安っぽいのが残念。鉱山の歴史や技術面についての掘り下げを見たかった。


湧水と内部の安定した温度を活かしてワサビ栽培が行われています。

坑内の湖ではカヤッキングができます。


K-POPアーティストSEVENTEENのMV撮影に使われたとあり、見てみたら確かに後半に出てきます。

見せ方にもう一工夫欲しい鉱山洞窟でしたが、カフェは良かった。


設備やヘルメットなどを活かしたインテリア。
ここの空間プロデューサーに坑内も担当して欲しい。



サイロの標語は語呂の都合か日本式の「5S」ではなく「정리=整理」「정돈=整頓」「청소=清掃」「정결=清潔」の「4ㅈ/ㅊ」が掲げられています。

ベーカリーのパンもコーヒーも満足できるものでした。

漱玉瀑布
続いて訪れたのは温泉から車で15分程度の漱玉瀑布(수옥폭포/スオクポッポ)。韓国語では普通の会話でも滝のことを「瀑布」と言います。

新雪を踏みしめながら滝へ歩きます。

雪も相俟って中々の景色。駐車場完備で入場無料というのも嬉しい。


この東屋も良い味を出しています。



水安堡温泉「五味家」でキノコ鍋を味わう
2日目夜は水安堡の温泉街、前回来た際に朝食を食べたら旨かった「五味家」という店で夕食。



場所は泊まったホテルのすぐ向かい。
この店もキジ料理コースをやっていますが流石に2日連続はきついので、これも看板メニューのヌンイ/능이という韓国では珍重されるキノコが入った鍋を食べます。

黒っぽいのがヌンイ。
松茸やトリュフにも通じながらも異なる独特の香りと旨味があります。

田舎料理的な素朴さのパンチャン系も良い。


とりあえずビールの後は地元忠州のマッコリ。


鍋の方は混ぜると唐辛子が溶けて適度なピリ辛に。酒が進みます。

追加注文したキジ餃子と蔓人参。


満腹&満足で店を出たらまた断続的に雪。スーパーでツマミとビールを買い込み、ホテルで軽く2次会をやってこの日も熟睡しました。


そして翌日も同じ五味家でヌンイのスープやビビンバで朝食。




雪の中を清州へ&海鮮カルグクスで昼食
3日目は前日を上回る積雪。旧正月のドカ雪ということでニュースでも報じられていました。この日は夕方までに五松駅でレンタカーを返しKTXでソウルに戻ります。


時間があるので忠州湖を眺められる展望台に行こうとしたもののオールシーズンタイヤでは危険を感じる雪。引き返して早めに清州に向かうことにします。

この積雪でもそこそこ走れる今のオールシーズンタイヤの性能に感心しました。


昼は清州市内に入り、NAVERマップで高評点の「쭈낙해물칼국수/チュナクヘムルカルグクス」という海鮮カルグクスの店に行ってみます。家具アウトレット店の2階という何だか良く分からん場所でしたがその後移転した模様。




シャワースポンジのようなキノコが乗った海鮮カルグクス。

キノコを切り分けるとイカが出現。これもハサミで切り分けます。

トウモロコシ粉を配合しているようで黄色掛かったカルグクス。

海鮮の具を大方食べたところにカルグクスを投入。


大量の魚介が入っていたスープは半端無い旨味。

ベルトを緩めるほど満腹になって五松駅へ。

雪のため30分以上遅延していたKTXでソウルへ。

通常は300km/h近く出す区間も150km/h程度で徐行運転していました。

以上、雪で行動に制約はあった一方、雪ならではの景色を楽しむこともできた旧正月休みの温泉旅でありました。