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【ソウル・江西区】ユッケを薄切り肉で巻いて食べる焼肉屋「幸福食堂」|金浦空港から一駅のソンジョンにて

今回は金浦空港近くにある幸福食堂(행복식당/ヘンボクシクタン)という、個性的なメニューがある焼肉屋を紹介します。

幸福食堂

場所は金浦空港から5号線で1駅の松亭(송정/ソンジョン)。繁華街ではないものの周辺には色々と店があり、拙宅からも近いので我々夫婦もこの界隈でよく飲んでいます。


日本で言う昭和レトロ的な演出がテーマのようで、店のしつらえや食器などもそういった雰囲気。


以下、何度か訪れた際の写真から。因みに我々夫婦、昨年の結婚記念日は「食いたいもん食おうぜ」と、ここで祝いました(笑)

基本のおかず

最初に供されるパンチャン。


店の人も「辛いから注意してね~」と言う、見た目は普通ながら激辛のキムチ。


私が好きなのがこの野沢菜に近い食感と風味のカッキムチ(갓김치=からし菜)。そのままでもいけるし肉とも良く合います。


肉巻きユッケ

看板メニューは左から5番目のチャドルバギ+ユッケのセット。

牛あばら肉の薄切り「チャドルバギ」については、以前別記事に書いた「チャドルチプ」も当店から徒歩10分程の場所にあります。


チャドルバギ+ユッケのセット。先ずは半凍りのユッケ。


そしてチャドルバギ。


幸福食堂ということで、エリンギの文字は「君が幸せだったらいいな」。


薄くスライスされたチャドルバギを炭火で焼きます。

火が通るににつれて肉が独りでに広がるので、好みの加減に炙ります。


さて、この店独特の食べ方。炙ったチャドルバギをユッケにオンして巻いて食べます。



熱い肉と冷たいユッケのコントラスト、肉で肉を巻く背徳感がたまりません。


刻み葱をのせて塩を付けるとタン塩っぽくなります。


やや甘酸っぱい、典型的な韓国の焼肉だれ。

骨付きカルビとハツ

韓国では「LAカルビ」と呼ばれる、あばら骨を垂直に切った骨付きカルビのタレ漬け。



時々サービスで出してくれるハツ。


食事・サイド系

肉系以外も色々あります。

うちの娘の好物、トンチミ(水キムチ)グクス。


ビビン冷麺。


テンジャン(味噌)チゲ。炙ったチャドルバギを数枚入れて焼き網に乗せ、沸かしながら食べるとツマミにもなります。


レトロがテーマだからということでしょう、友達の家でお母さんが作ってくれたようなインスタントのチャパゲティ+葱キムチ。


食後は店の前のアイスを貰えるのも楽しいポイント。

空港からも近いので、観光の方が帰国前に立ち寄るのも良いかも知れません。

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