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【ソウル】一般開放された韓国大統領府「青瓦台」を訪れる|EOS R6 Mark IIの試写を兼ねて

韓国の大統領府、青瓦台が昨年の大統領交代以降一般公開されています。ネットでの申請が必要ですが最近は人出も落ち着いてきたようなので天気の良かった一昨日、家族3人で散歩がてら行って来ました。

カメラは先日東京で買ってきたばかりでまだ慣れないキヤノンEOS R6 Mark II+RF24-240mm。以下、比率3×2の写真はEOS、4×3はiPhoneでの撮影です。

青瓦台(청와대/チョンワデ)

最寄り駅は地下鉄3号線の景福宮。正門までは10分程歩きます。

とりあえず英語版の観覧申し込みリンクを貼っておきます。

www.opencheongwadae.kr


私が初めて韓国を訪れたのは90年代後半などはマシンガンを持った多数の兵士が警備していたことが印象に残っています。その後もソウル随一の警戒度エリアでしたが、いつも憲兵が立っていた警備ブースは無人でした。


入口で予約確認のQRコードを提示して入場。念のため外国人登録証だけでなくパスポートも持って行ったのですがID提示は不要、持ち物検査も無くて拍子抜け。


おー!ニュースでは何度も見た建物があるぞ。ところでこのショット、先日までニコン使いだった私には少々マゼンタ掛かっているように感じます。


10分程並んで本館内に入ります。

本館

竣工は意外に新しく1991年。旧本館は日本統治時代の朝鮮総督官邸だった由。


順路に沿って1階を左へ進むと歴代大統領の肖像画が飾られています。


弾劾罷免された朴槿恵おばさんもカウントされています。


真ん中の人物がその父で、16年に亘って在位し最後は暗殺された朴正煕氏。


順路に沿って進みます。


こちらは歴代ファーストレディー。上段中央は朴正煕夫人、ということは朴槿恵女史の母である陸英修女史。この方も暗殺も夫より先に暗殺で命を落としています。


エントランスホールから2階に登ります。




大統領執務室。



所謂「大統領の椅子」と言われていたのがこれです。


電気屋で普通に売っているような時計。


執務室隣の接見室。首脳会談などで並んで報道映像に収まるのがここですね。


再び1階に降ります。こちらは小規模なレセプションが行われていた「仁王室」。



調度品は龍山(ヨンサン)の新官邸に引っ越してしまったのか、特に目を見張るようなものはありませんでした。





韓国らしく施工は不揃いですが、照明のスイッチも装飾されています。


館内見学を終えて外に出ます。






景福宮などでも見られる屋根の魔除け。

大統領官邸

本館から庭の中の坂道を抜け、大統領と家族の生活空間だった官邸へ。


青瓦台という名前の通り、瓦は独特の青で統一されています。




裏手からは内部を少し伺うことができました。


朴槿恵さんの独特なヘアスタイルはここでセットされていたんでしょうか。

庭園と迎賓館

寒い日はマイナス15℃を下回ることもあるソウル。緑の乏しい冬に庭園を訪れるものではないですね。



大規模な晩餐会や式典が行われる迎賓館。内部見学はできませんでした。

昼飯はテジクッパ

近くだったのでそれほど期待せずにふらっと入りましたが中々良かったです。

場所は参鶏湯の超有名店「トソクチョン」のすぐ近く。かなり韓国客が戻ってきたこともあってそちらは大行列でした。


テジクッパとは釜山エリアでよく食べられている豚肉のスープで、以前釜山関連の記事で書いたのですが豚骨ラーメンのようにスープは白濁しているのが一般的です。

この店は澄んだスープが特徴的で、旨味はしっかりありながら見た目通りすっきりした味わいでした。

南山から見た青瓦台

2020年9月、南山に登った際のショット。中央やや左に見えるのが青瓦台です。

やはり緑豊かな季節に行くべきですね。季節が良くなったら再訪します。

EOS R6 Mark IIについてはまだまだ使いこなしていませんが、最新ミラーレスならではの良さや流石キヤノンと思う部分が多々ある一方でまだ馴染めない部分もあります。このあたりはもう少し色々な状況で使った上で報告します。

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